整体をはじめとする療術業界での起業支援コンサルタントです。
高齢化社会に適した事業で、
あなたの豊かで自由なセカンドライフを実現しましょう。
今回は、
●整体業に関する技術をある程度学んで、施術を経験した方
●すでに整体業で開業をしている方
へのお話しです。
私は、たくさんの整体師の方とお話しをしてきました。
するとこんな声が聞かれます。
「今の整体技術だけでは足りないのではないか?という漠然とした不安があるんです」
この不安は多くの整体師の方にあるようです。
なぜ、このような不安はおこるのでしょうか。
●ある程度の施術をしてみたが、目に見える結果があらわれないことが続いた
●患者さんの想定をしてみたら、重度な人への施術には不安になった
●インターネット上の情報をみたら自分ではとてもできそうになかった
●他施術所よりも、明らかな差別化ができていないのではないかと感じる
など、技術不足への不安の要因はいろいろと考えられます。
ですから、この不安を解消するために、
●評判のいい技術理論や手法のいいとこ取りをして、自身の施術力をレベルアップできないか?
という解決案を導き出すことが少なくないようなのです。
実際に、私のセミナーにも、このようにお考えの方がたくさんおみえになります。
しかし、その方々の特徴として次のことがあげられます。
●技術理論や手法が一貫しているものの組み合わせではない
●理論や手法のブレンド状態になり、オリジナルの技であるかのような理論や手法になっている
さらにお話しを聞いていると、その方々にある共通点が浮かび上がってきます。
●あまり施術をしていないため、施術の経験が圧倒的に不足している
●経営的な不安を抱えている
まだ、整体技術を習ったばかりで開業前ならともかく、開業して何年もたつのに、1ヶ月に50回、60回の施術しかしていないなんて方は珍しくありません。
整体業として営業しながら、施術経験が少ないことは・・・・?
・・・・つまり・・・・・
その整体院は「繁盛していない」のですね。
・・・そこで・・・・
私はある仮説を立ててみました。
●評判のいい技術理論や手法のいいとこ取りができないか?と考えている人は、整体業で失敗する可能性が高い。
次回から、この仮説について考えてみましょう。