- 宮本 ゆかり
- マイウェイネットワーク
- ビジネススキル講師
対象:ビジネススキル
自分のやりたいことをノートに書いておくと実現します。
次の三つの質問に答える形で書いてみてください。
1 あなたは自分が目指すべきゴールを決めていますか?
2 そのゴールを達成した時、どんな気持ちになりますか?
どんな場面か明確に思い描くことができますか?
3 そのゴールに到達するために何をすればいいですか?
ただ単にノートに書くだけでなく、ボードに写真やイメージを貼り付ける「ドリームマップ」「ドリームムービー」も効果が高いです。
■夢を叶える人の「夢の語り方」
夢は次の順番で語ることです。
最初に「私はこんなことがやりたいのです」と、目指していることを話す。
次に「思いついたのはこんな時でした」と、思いついた原点を話す。
そして、「今日までに何をやってきたか」を話す。
最後に「今、こんなことに困っています」と現在の課題について話す。
■事例
例えば、
「次のオリンピックに射撃で出場しようと思っています」とだけ宣言したら、周りからは「無理に決まっている」と判断されます。
でも、
「私は次のオリンピックに射撃で出場しようと思っています」
「実はそれを思いついたのは15年前です」
「それ以来、田中先生というコーチについて練習してきて、去年は全日本大会で3位に入りました」
「ある人にメンタル面が弱いことを指摘されたので、今はメンタルトレーニングを特訓中です」
こういう順番で話すと、「この人は本当にオリクンピックに出られるかも。応援してあげたい」と思うものです。
四つのステップの中でも特に大切なのが、「今日まで何をしてきたか」ということを語り、相手に自分の進化を伝えることです。
夢を語るというと「未来」を語ると思いがちですが、実は「過去」から「現在」まで自分がどれぐらい進化しているかを語ることが重要なのです。