地下1階地上3階。
地下部は鉄筋コンクリート造、地上部は鉄骨のパネル工法としました。
8.6坪の敷地に建つこの住宅は、建坪(建築面積)が5坪となります。
少しでも広く面積を確保するため、壁厚を極力薄く出来る工法としてこのパネル工法を採用することにしました。
クライアントにもこの案を気に入って頂き、このまま計画を進めていく事になりました。
こうして、設計契約をして基本設計が始まりました。
ところが、パネル工法は納谷事務所もはじめての試みです。
それに加え前面道路の狭さなどによる割高のコストが予想出来ませんでした。
そのまま設計を進めて予算と合わないと大変な時間とお金のロスになります。
そこで、クライアントに状況を説明して、基本設計を一時中断し、この段階でいくつかの建設会社に概算見積りを出してもらうことにしました。
数週間後に出てきた概算見積りは、残念ながら悪い予想的中。
やっぱり・・・。
幻の案となりました。
このコラムの執筆専門家
- 納谷 学
- (神奈川県 / 建築家)
- 納谷建築設計事務所 主宰
家は住む人のもの。芸術でも、敷居の高いものでもありません
日本の街並み、住環境を豊かな空間に変えたい。建築が出しゃばることなく住む人のための住宅を提案したい。皆さんの家への願いを最短かつ最適に適えたい。だから僕らに遠慮なく何でも話してください。住宅はあなたのものなのですから。※僕が納谷兄弟の兄です
044-411-7934
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