というのは、企業や行政の担当者からは、「できる限り厳しくお願いします」と、リクエストをいただくのですが、実際、厳しく指導をすると、受講生からの評価は、格段に低くなるのです。
厳しく指導すると、途中から、そっぽ向いてる甘えんぼさんも出てしまいます。
なんとか、一人も気持ちの上でも脱落させずに、全体をひっぱりたいと願うと、厳しいだけも優しいだけもだめで、硬軟おりまぜて進めざるを得なくなるのです。
が、そういうニュートラルな講師の姿勢は、受講後の仕上げも甘く成果に現れてしまい、結果、効果が持続しない原因の1つになってしまうのです。
ここで、問題は2つあります。
1つは、わたしの完全思考です。とにかく、全員を同じレベルで、おなじゴールに引っ張りたい。
それは、無理だと思っても、落としていきたくない。
ほぼ、現実にはならないのに、頑張ってしまう。
1つは、人の学習の方法にもタイプがあるということ。
1つは、褒めたら伸びるタイプ。1つは、叱ったら伸びるタイプ。
集合研修の場合、そのタイプにクラスを分けることが可能な場合は、成果も変わってくるのですが、そういうわけにはいかないのが現実。
そうなると、どっちに合わせるか・・・瞬時の判断が成果を左右するのです。
いずれにしても、「学ぶ側」の姿勢も成果を左右します。
学ばされる、どうでもいい、そんな投げやりな姿勢を、いかに早く前を向かせるか・・・
研修を担当する講師は、単に教えるだけでなく、いろんな分野のテクニックが重要な要素を占める時代になりました
このコラムの執筆専門家
- 竹内 和美
- (研修講師)
- 株式会社オフィス・ウィズ 代表取締役
実践型研修で、結果が即・行動に現れます
ビジネススキルに不可欠なコミュニケーション力。ますます重要な「聴く力」「話す力」「論理的に考える力」を高める研修はじめ、企業研修の内製化のコンサルティング、人事政策のアドバイスなど、人事に関する総合的なご支援をしています。
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