- 須藤 利究
- 有限会社RIKYU・コンサルティング 代表取締役
- 経営コンサルタント
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
- 荒井 信雄
- (起業コンサルタント)
時々、激しく変わる金融、でもやはり一番大事なのは決算書の中味
「銀行に受けのいい決算書」とはをお話をしましょう。
経営者や財務担当の方にお願いします。決算書をご用意できますか?
自分の会社の貸借対照表をじっくり見たことあります?
お手元にあるなら ちょっと眺めてみてください。
真ん中で左右に分かれていて一番下に集計してある数字が左右一致する。
だからバランスシート(BS)って言われてます。
いいですか?数字はきらいだと言う方、もう少しいやになっていませんか?
細かい数字は見ないで、思考がフリーズしない程度に大雑把にいきましょう。
貸借対照表って、簡単に言っちゃうと資産・負債・資本の三つの箱で
出来ているんです。大切なのはそのバランスと中味。
まず左には「資産」の箱。「資産」とはお金の調達先と思ってください。
右にある「負債」と「資本」はその出所ですね。
つまり、左の「資産」の箱=右の「負債」+「資本」で釣り合うわけです。
という言い方するとまた分かりづらくなりますかね?
言ってみれば左は現在で右は過去と割り切って見たほうが良いのかも。
過去の分だけ現在が在る。と言うことです。
時間軸で見ればお金は右か左へと流れているわけです。まずお金を右で
作って、左側の必要な項目に使うわけです。ですからまず右から始まる
訳です。過去(お金の調達)と現在(お金の使い方)を比較するとね、
未来が見えてくるんですよ、その会社の。
人間と同じような所もありますよね、(過去)と(現在)を見比べるわけ
です。成長も後退もするわけです。
お金を貸す側からすれば大切なのは未来の安定。彼らはそれを見るんです。
貸借対照表を通してね。
ではどこらか見るのか、それは次回以降に順次ご案内したいと思います。
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎ご参考になりましたか?◎◎◎◎◎◎◎◎
また読んでいただけるとうれしいです。