暑い夏を乗り切る提案 - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

渡邉 康弘
繁盛店コンサルタント
茨城県
経営コンサルタント

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対象:経営コンサルティング

寺崎 芳紀
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(経営コンサルタント)
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閲覧数順 2024年04月25日更新

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暑い夏を乗り切る提案

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繁盛店づくりのヒント

繁盛店コンサルタント「渡邉康弘の視点」



こんにちは
繁盛店コンサルタント渡邉康弘です。

今回の「渡邉康弘の視点」は
「暑い夏を乗り切る提案」について考えたいと思います。


先日の7月19日は「土用の丑の日」でした。

土用の丑の日と言えば、うなぎでスタミナを付けて暑い夏を乗り切る
国民的な習慣として、一般的にも知られています。

しかし、最近では「土用の丑の日」を知らない若者も増えてきて
国民的な習慣であっても、飲食店やスーパーなど、うなぎを取り扱う業界が
怠ることなく毎年継続的にキャンペーンを仕掛けていって
絶えず、消費者への意識付けを行っていく必要性があることを教えてくれました。


これから暑い暑い夏を、お客様と一緒に乗り越えていくためには
疲れた体を癒してくれる、優しさをメインにしたキーワードと
夏に負けない体力を付けてくれる、スタミナのキーワードといった
2つのキーワードで、お客様に提案していくのが効果的となります。

暑さに対して、疲れた体を癒してくれるイメージの
「さっぱりしたもの」「冷たいもの」「胃に優しいもの」「飲み込みやすいもの」
など、お客様の気持ちになって、心を掴むキーワードがあります。

それとは反対に、暑い夏に負けない体力を付けるものとして
「スタミナ満点のもの」「辛さで新陳代謝を活発にしてくれるもの」
など、夏には欠かすことの出来ないキーワードがあります。

夏を乗り越えていくためには、どちらも欠かせないキーワードですが
スタミナや刺激的なキーワードは、あまり前面に出してしまうと
既に疲れが先行している人にとって、かえって暑苦しく感じることも事実で
敬遠されてしまうキーワードにもなってしまいます。

癒しや優しさと対比するように、刺激のキーワードを見せることで
それぞれに対応したお客様を効果的に取り込むことが出来ます。


お客様にとって、色々考えてメニューを注文することは意外に面倒なものです。

お客様のシチュエーションを考えながら、色々なスタイルを提案していくことで
旬なメニューをアピールし、お客様の気持ちを盛り上げていくことが重要です。

それと、もう一つ認識しておかなければならない大切な要因があります。

それは、どんな理由であろうと、お店から足が遠のくお客様を出さないことです。
夏バテであれ、一度お店から離れると、秋になってもなかなか遠のいた足を
お店に向けさせることは難しくなってしまいます。

絶対的に信頼関係を持ったお客様なら心配もありませんが
そういったお客様は、どのお店でも一握りしかいないものです。


お客様の健康管理も考えて、気持ちよくあなたのお店を利用して頂けるよう
一年を通じて、季節ごとに楽しくお店を利用できる提案をしていきたいものです。


いかがでしたか?

これからも、繁盛店コンサルタント渡邉康弘は
飲食店コンサルティングの現場から
繁盛店づくりのヒントを、分かりやすく発信していきます。



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