20-スペース vs 設備配管 - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

株式会社ソキウス 代表取締役
東京都
建築家
03-5735-9700
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:住宅設計・構造

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

20-スペース vs 設備配管

- good

  1. 住宅・不動産
  2. 住宅設計・構造
  3. 住宅設計・構造設計
狭小住宅監理日誌-西東京
午前中の現場内部は、超さむい のです。
日光をさえぎる 外部足場 と トップライトの養生シートを恨みながら
設備業者さん 電気設備業者さん との 配線・配管確認スタートです。

都市での計画では、いつも そうなのです。
法規制や敷地からくる階高・空間の制約と、配管エリアとのせめぎ合い。 
もちろん、計画の段階でも つめにつめておきます。
むしろ、配管エリアをどうアレンジするかで、計画の上手/下手が決まる
といってもいいくらい。

でも やはり 現場です。

換気扇のダクト、雨水もふくめた排水管に吸水管、エアコンの冷媒管…
確保したいスペースや、すっきりとした納まりとの、センチ単位・ミリ単位
の バトル となってきます。

途中から住研工業・山下氏も参戦。
今回は 家具工事とキッチンの施工は別発注で、彼の守備範囲。
製作のため、現場で原寸を とりに来たところを、早速つかまってます。

キッチンにからんだ エアコンのドレン配管の処理。
リビング部分の造り付けラックの コンセント・端子の問題…
現場で打ち合せができたのは かえって よかったです。

今回も、建物の付帯設備として
樋、メーター類、エアコン等の室外機 は 外部に露出させません。

すっきりした 建物 に仕上げるため
見せないこと、目立たせないこと…
計画 や 監理 をするうえで
努力 のあとを見せない 努力 というものを、知ってくださいね。


午後は
山下氏もふくめ、建てぬしのYさん御夫妻との打ち合せ。
家具とキッチンの、正式な発注。 追加工事と仕様の詳細のつめ。
まだ階段が設置されてなく、現場になれてる我々以外は 1階フロア
しか見られないのは ちょっと残念でしょうが、おたのしみに。

Y-Project
2006.01.20

カテゴリ このコラムの執筆専門家

(東京都 / 建築家)
株式会社ソキウス 代表取締役

スマートに シンプルに 住う。 都市型住宅・集合住宅

都市の厳しい条件のもとでも、住宅や集合住宅を実現させてきました。住宅計画における制約は、生活空間に個性が生まれる、ひとつの契機として、ポジティブにとらえております。

03-5735-9700
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

カテゴリ 「狭小住宅監理日誌-西東京」のコラム

33-内覧会御礼(2006/03/22 15:03)

32-和室とタタミ(2006/03/15 16:03)

31-そろそろラストスパート(2006/03/14 09:03)

29-家具階段のつづき(2006/03/07 16:03)

30-足場の解体(2006/03/07 16:03)