チラ見せアピールの仕方 - 対人力・コミュニケーションスキル - 専門家プロファイル

谷澤 史子
ミューズ・ブランディング・アカデミー(株) 代表取締役
経営コンサルタント

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閲覧数順 2024年04月26日更新

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チラ見せアピールの仕方

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ビジネスによく効くファーストイメージ必勝法
日頃、たくさんの方と名刺交換をさせていただきます。

男性にも女性にも多く見かけるのが「アピールしすぎ」の方たち。

ビジネス本では、いかに初対面の相手に印象に残るかが大切とあります。

私も「ファーストイメージ必勝法」を推奨していますが、それは言語以外の
コミュニケーション、「ノンバーバルコミュニケーション」による
ファーストイメージの必勝法です。

自己紹介の時間をいただいた時は、もちろん一生懸命アピールをしたほうが
よいでしょう。

しかし、名刺交換の時はお互いの顔合わせの時間です。
「僕(私)は、こんな人です。」と押し付けが強く自分の仕事内容ばかり
話すのは失礼ですね。

それだけでは足りないのか、名刺の裏に自己紹介文まで・・・・

しかも社会的に成功している人に限って、自分の話ばかりします。

「僕を理解してください。」
「私に興味を持ってください。」

日本人らしい、一歩引いた奥ゆかしさ、他人を立てる心が失われている気が
します。

自己アピールが強い方はさすがに記憶に残りますが、良い記憶かどうかと言うと
実はそうでもなかったりします。

それよりも、名刺交換の時に相手に興味を示す態度を取り、答えやすい質問を
いくつかする方のほうがずっと好印象として残ります。
ここで自分と共通点を見つけたらチラリとアピール、これぐらいで十分です。

「貴方を理解したいです。」
「貴方に興味があります。」
人は興味を持ってもらえると好感を抱く物なのです。

「覚えてもらう」よりも「興味を持ち、覚える事」

実際ビジネスでも、名刺交換した時に得た相手の情報を基に
次に合う時に相手の嗜好にあうビジネスネタ、お土産一つで
成功確立がグッと高まります。

何事も「見せすぎ」よりも「チラ見せ」ぐらいのほうが
記憶に残る物なのですよ。

『過ぎたるは なお及ばざるが如し』