ピアノ教室もニュースレターでファン作り - 独立開業全般 - 専門家プロファイル

藤 拓弘
リーラムジカ 代表
経営コンサルタント

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対象:独立開業

尾崎 友俐
尾崎 友俐
(経営コンサルタント)

閲覧数順 2024年04月18日更新

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ピアノ教室もニュースレターでファン作り

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ピアノ教室運営について ピアノ教室の管理業務
今回は、ピアノ教室運営で、非常に有効なツールである「ニュースレター」についてです。

ピアノ教室運営では、新規生徒さんを獲得することも大切な仕事ですが、
やはり、今通ってきてくださる既存生徒さんの「満足度」を上げることも大切です。

そこで、とても役立つツールが、「教室だより」や「ニュースレター」です。
私の教室でも毎月1回「音楽教室だより」を発行しています。


レッスン管理に役立つ!


生徒さんが増えてくると、一人ひとりの生徒さんのレッスン状況や
レッスン日時の管理が大変になってきますよね。


まだ生徒さんが4、5人だったら大丈夫ですが、40〜50人くらいになってくると、
だんだん把握するのが大変になってきます。


また、イベント開催のお知らせやレッスン日の変更、
長期休業のお知らせなど、一人ひとりに伝えているとかなり大変です。


そこで、非常に効果的なのが、教室からのお知らせである「ニュースレター」です。


生徒さんや親御さんに向けて、レッスン日やお休みのお知らせ、
イベント情報を掲載してお配りすると、全員にもれなく伝わります。


情報の伝え忘れを防ぐ!


一番怖いのは、情報の伝え忘れ、ですよね。
人数が多いと「誰に何を伝えたか分からなくなる」という状況になります。


お知らせは、全ての生徒さんに伝えてこそ意味があります。
また、伝え忘れはクレームの原因にもなりかねません。


ですから重要なお知らせは、必ず「紙媒体」でお渡しすることが大切です。


休講・補講のお知らせも紙媒体でお知らせすれば
間違ってレッスンに来てしまうようなミスも防げます。


文書でお渡しすれば、確実に伝えられますし、もし詳細を忘れても
それを見直してもらえば良いのですから、安心です。


アイデア次第で、生徒さんや親御さんにも喜ばれる媒体に!


私の教室では、ただのお知らせではつまらないと思い、
「クイズコーナー」や「作曲家アラカルト」など、音楽に関する
面白い情報をご提供しています。


また、先生が演奏もされている方であれば、演奏会情報も載せると、
先生ご自身の活動を知って頂く上でも有効です。


続けることで、ファンも増える!


私の場合、発行し始めてからもうだいぶ経つのですが、思ったより皆さん
しっかりとお読みいただいているようで、とても嬉しいですね。


中には、毎月教室だよりを楽しみに待っていて下さる生徒さんや、
お母様がいて、作成にもがぜん力が入りますし、楽しいです。


以前、新しく入室された大人の生徒さんで、

「すごく面白いので、過去の教室だより全部頂けますか?」

と言ってくださる方もいて、すごく嬉しくなり張り合いがでました。


ニュースレターは、愛される教室になる魔法の紙


ニュースレターで大事なのは、

「教室のことをよく知っていただきたい」
「みなさんに愛される教室を目指したい」

という気持ちをいつも大切に作成することだと思っています。


せっかくのご縁でひとつの時間を共有し、一緒にピアノを勉強している
わけですから、先生も生徒さんも幸せな関係を築きたいですよね。


そのためには、やはり何らかの触れあいというものが大切になります。


またニュースレターは、普段お会いできないお父様や、ご家族の方へ
「お子さんはこんな教室でお勉強しています」というお知らせにもなります。


私は、いつもコンサルティングの現場でお話しておりますが、
教室運営で大切なのは、「教室のファンをつくる」ということと思っています。


生徒さんはもとより、ご家族やご友人にもファンになってもらえれば、
どんどん教室運営が加速していきます。


ニュースレターには、そういう力があると思います。


まだニュースレターを発行してらっしゃらない先生は、
ぜひ、作ってみてください。結構楽しいですよ。



現在、ピアノ教室運営のエッセンスをこちらの「成功するピアノ教室」にて執筆中です。
ぜひご覧下さい。