- 村上 治彦
- 一級建築士事務所 村上建築設計室 代表
- 東京都
- 建築家
対象:住宅設計・構造
前回、いい家づくりには「これまでの暮らし」を
ふりかえることが必要とかきました。
今回はちょっと現実的に収納の話です。
収納が得意!という方は、飛ばしてください。
新築を機にすっきり上手!?
新築を機に収納を何とかしたい!と思われる方多いですよね。
すっきりと暮らしたい、その気持ち、よくわかります。
これまでの「すっきりしない状況」をリセットできるような、
新しい家に入ったら「片付け上手」になれるような、
そんな期待と願いがあふれます。
でもね。
新築でそれまでの生活が劇的に「変わる」ものではないですよね。
現在のお住まいで収納で困っているのなら、
新しいお住まいでも同じことで困ってしまう可能性大なのです。
最初は大丈夫でもあれれ?いつの間にか、また・・・。
という感じです。
問題点と解決策は今の暮らしにあり!
だからこそ、今の生活、これからの生活を見つめることが必要。
ものが多くて片付かないな〜と思うとき、
「収納が少ないから仕方がない。次の家では、もう少し収納を増やそう!」
と増やしても、根本的な解決策ではない場合もおおいのです。
やはり自分の「これまでの暮らし方」を見つめなおして、
なにか問題がないかどうか、そもそも自分は片付けられないのは何故か。
自分だけの問題なのか。家族にも原因があることも多々ありますよね。
「家族で」考えてくださいね!
だから、お母さんだけでなく、家族で考えて、
その結果を「これからの暮らし方」に反映させていくことが必要です。
でも、これって言うのは簡単だけど、
実践が難しいのですよね。
実は、我が家もこの課題に取り組んでいる最中なのです(笑)。
ブログ(妻のです)にその様子も載せてますので、
よかったらどうぞ。
コラム↓もどうぞ。
http://www.asahiglassplaza.net/kaiteki/architect/ar/topic/494.htm