- Noriko
- YURUKUウォーク 代表取締役
- 大阪府
- 姿勢・歩き方コンサルタント
今日は、腕や手のしびれと呼吸・腕のねじれとの関係について書きます。
胸郭出口症候群という症状はご存知ですか?(ウィキペディアより)
腕神経叢(わんしんけいそう)と鎖骨下動脈、鎖骨下静脈が
頚助、鎖骨、第一肋骨などや前斜角筋・中斜角筋・小胸筋などに圧迫・牽引されることで起こる症状で
首肩こり、腕から手にかけてのしびれ腕のだるさなどがあげられます。
腕を動かす時、脳からの司令が
頚髄から出ている5つの神経を通って末梢神経に伝えられているのですが
その5つの神経が草むら(叢)のように複雑に交差している箇所を腕神経叢(わんしんけいそう)と呼ぶそうです。
鎖骨下静脈は、腕や肩から血液を集め心臓に戻します。
また、圧迫する部位を特定した斜角筋症候群・過外転症候群という症状もあります。
斜角筋症候群は
前斜角筋と中斜角筋の間を通っている腕の神経と血管が圧迫されることにより起こります。
過外転症候群は腕を外転(横に上げる)した時小胸筋により腕の神経と血管が圧迫されることにより起こります。
ウィキペディアには治療法として薬、生活指導、運動制限などが挙げられています。
さて、上記の中に斜角筋・小胸筋が何度も登場しましたね。
斜角筋は前斜角筋・中斜角筋・後斜角筋とあり
前斜角筋・中斜角筋は頸椎と第一肋骨に後斜角筋は頸椎と第二肋骨にそれぞれついています。
また 小胸筋は第三肋骨〜第五肋骨と肩甲骨にある烏口突起についています。
斜角筋の主な作用は首を前に倒すことと横に倒すこと。
そして、小胸筋の主な作用は肩甲骨を下に下げること。
ところが一方で、斜角筋と小胸筋は、深呼吸の吸気時に胸腔(胸の空間)を拡げる際肋骨を引き上げる作用をする筋肉でもあります。
そして、小胸筋に関しては深層で親指に繋がる筋肉なのです。
腕のしびれって、呼吸の仕方が悪く腕がねじれている方に起こるのだということがわかります。
斜角筋と小胸筋が働きやすい
環境になるよう姿勢のバランスを整え
肋骨の挙上(引き上げ)時に斜角筋と小胸筋が使える呼吸をすることと腕のねじれを取ることが大切だということです。
腕のねじれについての詳細記事はこちら
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3ステップ目の腕のねじれを取る美腕講座で腕のしびれが無くなりとても喜んでおられました。
講座後にご感想をお送り下さいました。
今日は、ありがとうございました。
レッスンが終わってから、
指の痺れがなくなっていたこと
真っ直ぐに立つことができるように
なっていたことに驚きました。
昨日から驚き続きです。
一人でも継続できるように、頑張ります!
憧れのノリコ先生に会うことができて幸せでした。
また、よろしくお願いします。
先生と一緒に撮った写真も送ります!
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- Noriko
- (大阪府 / 姿勢・歩き方コンサルタント)
- YURUKUウォーク 代表取締役
人生100年時代の歩き方を提唱する専門家
不調や体型悪化の原因となる"ねじれ"と"感覚のズレ"の修正で、根本的な改善を目指す、ツラいトレーニングゼロのメソッドYURUKUを考案。これまで3万人以上を指導。足作りへのこだわりが高じ、足用矯正具で特許を取得し、姿勢・歩き方矯正商品の開発も行う。