豊田市で着物を売るならどこがオススメですか？

私たちが出張買取でお伺いして『着物を売りたいけど、買い取りしてる？』とご質問をいただきます。

私たちもコロナが広がるまで着物を買い取りして、レンタルの着物屋さんなど販売先がありました。

ただコロナによって外国からの入国が制限されたり、お取り引きしていたレンタルの着物屋さんがつぶれたり、休業したりで私たちの中古の着物の販売先がなくなってしまいました。

これらの理由で現在は着物の買い取りをしていません。

そこでどこに売れば着物が高く売れるかについて書かせていただきたいと思います。

まずやってはいけないことから話しをすると古着などを扱ってるリサイクルショップに売ってはいけないです。

そもそも着物を査定できる店員さんはリサイクルショップにはいないと思って大丈夫だと思います。

全部まとめて500円とかっていう査定になるかなと思います。

次に貴金属やブランド品の買取店はお客さんを来店させる目的で着物を扱ってるようですが、私の知る限りまともに買ってるお店はありません。

ここも同様で貴金属やブランド品の査定はできても着物を査定できる店員さんはほぼいないです。

そもそも着物は1週間とか研修をやった程度では査定する知識は身に付きません。

まず着物は大きく分けて織りと染めに分けられます。

織りの着物といえば大島紬、結城紬、塩沢紬、牛首紬、郡上紬、信州紬、久米島紬、本場黄八丈、久留米絣、琉球絣、西陣御召、十日町御召、塩沢御召、銘仙、米沢織物、ミンサー織、花織、芭蕉布、宮古上布、八重山上布、近江上布、能登上布、越後上布、明石縮、小千谷縮、阿波しじら織などがあります。

染め着物といえば京友禅、加賀友禅、型友禅、江戸小紋、琉球紅型、辻が花、絞り、茶屋辻、有松・鳴海絞り、江戸中型、南部染め、ろうけつ染めなどがあります。

また帯には丸帯、袋帯、洒落袋帯、名古屋帯、袋名古屋帯、京袋帯、細帯、半幅帯、兵児帯があります。

そしてそれぞれの帯に錦織、佐賀織、唐織などの織の技法と吉祥文様、扇文、葡萄唐草文などの多様な文様が何十種類あります。

私自身も10年近くこの買取の仕事をしていますが、着物の査定は難しいですし、全ての知識があるかというと正直完璧ではありません。

そこで私はお客様に着物をどこに売ったらいいか聞かれたら大手の着物買取店を家まで出張査定に来てもらって何社か相見積もりをとるといいですとお伝えしています。

大手の着物買取店は私たちとは違い、自社で販売を行ったり百貨店での催事など販路がとても広く、高く売れるのも納得ができます。

何度か営業の方とお話しする機会もあったんですが、着物に関する確かな知識も教育がしっかりとやってるんだなという印象があります。

私たちのお客様の山下さんが実際に着物を売った際の体験談（豊田市の着物買取でオススメのお店は？）を紹介してくれています。

ぜひとも参考にしてください(^^)/