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閲覧数順 2022年12月08日更新

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2022年10月のソニー銀行金利と今後の見通し

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 銀行の中では数少ない、翌月の適用金利を今月に発表しているソニー銀行ですが、10月の基準金利は固定金利が全て上昇しました。

 まず変動金利ですが、これは日銀が「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を継続していることや、日本の短期金融市場が安定しているため横ばいとなりました。変動金利の横ばいは、10月の他行の金利でも同様だと思います。

 なお、ソニー銀行は返済額を5年間一定としその一定の金額の範囲内で、元本、利息の定期的な見直しを行う「5年ルール」や、5年後に返済額を見直す際に前回返済額の125%を上限とする「125%ルール」の不採用により、適用利率が急激に上昇した局面においては返済額が大幅に増える可能性があります。

 ソニー銀行や新生銀行の変動金利を選択する際は、上記の仕組みの適用がないことをよく理解しておくことが必要です。

 一方の固定金利ですが、中心となる基準金利の固定10年は前月比0.050%上昇の2.150%、20年超の最長期間の基準金利は前月比0.091%上昇の3.151%となっています。(基準金利から適用金利が定まります)

 ソニー銀行の資金調達時期にあたる8月下旬から9月上旬にかけては、長期金利が上昇したことが要因と考えられます。

 今後の見通しですが、変動金利は横ばいとして、長期固定金利の指標となる長期金利は高止まりの展開となりそうです。

 米のパウエルFRB議長がインフレ抑制を主眼にしたことで、今後も米長期金利の上昇は避けられず、日本の長期金利も日銀が上限としている年0.250%程度まで上昇しています。

 そして日本での金融緩和は黒田総裁が退任する、来年4月には修正されるとの見方も根強く、インフレなど金利上昇要因が緩和されるにはまだしばらく時間がかかり、金利高局面は当面続くものと考えられます。

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沼田 順(1級FP技能士、宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー)


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