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寺崎 芳紀
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閲覧数順 2024年04月25日更新

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収入を得るチャネル~生き抜く力~

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こんにちは!介護経営コンサルティング・介護施設紹介「株式会社アースソリューション」の寺崎でございます。


コロナ禍で収入が減った方、会社が倒産したりして失業をした方がかなり増えていると聞きます。

失業は免れたとしても、賞与が減ったとか、ベースアップが見込めない等、ネガティブな話ばかりになっています。

日本は人口減少が始まっていて、今後労働力は確実に減っていきます。

企業はそれを見越し、生産性の高いビジネスを展開していかなくてはなりません。ただでさえ、日本は先進諸国の中でも生産性の低い国と言われています。


行きは決して楽ではなさそうです。


そんな中、企業は副業を認める風潮になってきています。

本日申し上げたいのは、収入を得るチャネルは複数持つべき、という話です。



私は大学を卒業して就職した金融機関が、半年も経たずして経営破綻したという経験をしています。

経営破綻=倒産です。

就活して、希望して入社した会社が、あっという間につぶれてしまうという経験は、衝撃的でありました。


私は金融機関としての仕事がほとんどできないまま。その年の年末で退職をすることになります。

会社が倒産したのですから、どうしようもありません。

私は、社会人1年目にして、早くも挫折を味わうこととなってしまったのです。


これはこのコラムでも書いた記憶があるかもしれません(記事がたくさんあるので記憶もあいまい。ごめんなさい)が、そのときに強く思ったことがあります。

それは、「自分の身は自分で守るしかない」ということです。


普通の会社であれば、もちろんある程度は守ってくれます。法律にも守られます。

しかし、それは会社の体力次第です。経済・政治の情勢にも大きく左右されるでしょう。

体力がなくなり、これ以上前に進めないとなれば、会社はリタイアせざるを得ません。最終的には、従業員はその会社を去ることになる。事業承継等となれば話は少し変わるでしょうが、そうでなければ退職です。


そうなったときにも、法は失業給付等で守ってはくれます。

しかし、それも期限があるため、いつまでも守ってはくれません。どこかのタイミングで、自分の手で収入を得なければなりません。当たり前ですね。


コロナ禍で、世界の情勢は一変しました。

これから、倒産する企業はますます増えることが予想されます。介護事業においても、今年の倒産件数はすでに過去最高を超えています。倒産しないまでも、事業の閉鎖や承継まで含めれば、もっとすごい数になるでしょう。


介護であれば、今なら職を失うことは少ないかもしれません。まだまだ人手不足は深刻ですから。

しかし一般の方は、なかなか介護の仕事に踏み切りにくいです。プライドもあるのでしょうし、中には収入が激減する方もいるでしょう。

もっとも、介護の仕事をあまり軽く考えてもらっても困るのですが・・・


人間、本当に追い詰められたときには、変なプライドは邪魔になるだけです。

生き抜いていくためには、手段を選んでいる場合ではありません。犯罪をしたり違法なことをしない限り、時には意に反したことでもやっていかなくてはならないときもある。


私はやはり、収入を得るチャネルを1つ(具体的には給与所得のみ)にするのは、今後非常に厳しいと思うのです。

最近、副業を認める企業が増えていると聞きます。週末起業というのも進んでいますし、そのために資格試験の勉強をしたりする努力家もいらっしゃいます。


生きていると、「まさかの坂」が立ちふさがるときもあります。

そうなったときに備えられるか。失業しても、何とか収入を得る手段が確保されていれ、生き抜いていけるか。

こんな時代だからこそ、必要な武器ではないかと思います。


私は、社会人1年目に経験した経営破綻、起業、今回のコロナ禍等において、改めて切実に感じた次第です。


自分の子どもにも、それは教えていきたい。困難が立ちはだかっても、何とか生き抜いていける力を養ってほしい、と。




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(東京都 / 経営コンサルタント)
株式会社アースソリューション 代表取締役

介護事業所の開設から運営まで、オールワンでお手伝いいたします

有料老人ホーム施設長・訪問・通所介護管理者・老健相談員、事業所開発等の経験を活かし、2007年7月に弊社を設立しました。介護施設紹介サービスをはじめ、介護事業所の開設・運営支援等を行い、最近では介護関連の執筆活動にも力を入れております。

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