探偵の｢着手金｣には何が含まれる？調査料金の内訳を解説します

探偵に調査を依頼すると、その料金の一部として「着手金」が発生する場合があります。

探偵に調査を依頼すると、その料金の一部として「着手金」が発生する場合があります。

この「着手金」とはそもそも何なのか、気になる方もいらっしゃるでしょう。

探偵料金の「着手金」について、詳しくお話したいと思います。

■探偵料金の「着手金」とは？

探偵料金の「着手金」とは、探偵が依頼を受けた調査に着手するために必要なお金のことです。

調査を行うにも、最低限の経費が必要になります。

調査を行うための必要最低限の経費、いわば活動費を頂戴して、調査に着手するというわけです。

そのため「着手金」は、探偵と正式に契約を結んだ後、調査が開始される前のタイミングで支払うことになります。

また、「着手金」にはいわゆる前金・内金の意味合いもあります。

調査に対する報酬の一部を先に支払っておくことで、

探偵側としては、「確かに報酬の一部を受け取ったので責任を持って仕事を引き受けます」という意思表示になり、依頼者側は「しっかりと報酬を支払う意思がありますよ」ということを示す意味合いがあるのです。

■「着手金」には何が含まれる？

「着手金」の意味合いについてはお分かりいただけたかと思います。

しかし、調査を始めるための経費とは、具体的にどのようなものなのか、という点も気になりますね。

探偵が「着手金」として依頼者の方から受け取ったお金は、次のような経費として使われます。

■「着手金」がかからない場合もある

探偵事務所や料金プランによっては、「着手金」が発生しない場合もあります。

ただし、調査を行うにあたって経費というのはどうしても必要になってきますので、

「着手金」が発生しない場合でも、調査後に支払う料金の中に「諸経費」が含まれることがほとんどです。

・浮気調査の料金の仕組みとは？

また、探偵事務所の中には、成功報酬プランや完全成功報酬プランという料金プランを用意している所がありますが、

このうち成功報酬プランについては、どこの探偵事務所でもほぼ「着手金」が発生します。

成功報酬プランでは、調査開始前に「着手金」を支払い、調査が成功すれば残りの料金を支払います。

もし調査が失敗した場合には残りの料金を支払う必要はありませんが、事前に支払った「着手金」は返ってきません。

一方、完全成功報酬プランでは、調査開始前に「着手金」を支払い、調査が成功すれば残りの料金を支払います。

もし調査が失敗した場合には残りの料金を支払う必要はなく、「着手金」も返金されます。

つまり、調査が失敗した場合は「着手金」も含め実質0円になる、というものです。

もしくは、調査前の「着手金」がそもそも発生しないというところもあります。

「着手金」についてどのように設定されているかは、探偵事務所や料金プランによって様々ですので、

依頼の際は、正式に契約を結ぶ前にしっかり確認しておくべきです。

「着手金」の内訳が気になる場合は、遠慮せずに探偵に聞いてみてください。