
- 継野 勇一
- Akai探偵事務所
- 東京都
- 探偵・防犯アドバイザー
-
0120-96-0061
対象:防犯
- ヘルプキーマン 三岡
- (防犯アドバイザー)
- ヘルプキーマン 三岡
- (防犯アドバイザー)
探偵は色々な種類の調査を行いますが、調査であればどんな事でもやっていい、というわけではありません。
探偵への依頼を考えている方は、探偵トラブルに巻き込まれないために、探偵がやってはいけない調査や行為について、ぜひ知っておいてください。
■法律や法令で禁止されている行為
現在の日本の探偵は、いわゆる「一般市民」と同じ立ち位置です。どのような調査をする際にも、一般の方と同様に法律や法令は守らなければなりません。
探偵の業務上起こり得る法律違反の具体的な例としては、
・私有地に無断で立ち入る
・駐車禁止の所に車を停める
・信号を無視する
・車両尾行中にスピードを超過する
・調査対象者を脅して浮気を認めさせる
など。
このような違法行為を行なった探偵は、調査のためと言えども、しっかり罰則を受けます。
場合によっては逮捕・起訴されることもあります。
■個人の権利利益や生活の平穏を侵害する行為
探偵はその仕事の性質上、どうしても他人のプライベートな領域に踏み込むシーンが多くなります。
だからこそ、個人の権利利益や生活の平穏を侵害しないように、探偵は細心の注意を払わなければなりません。
依頼者に対してはもちろん、調査対象者に対しても、最大限の配慮をしたうえで調査する必要があります。
ですから、例えば、「○○さんの浮気を調べているんですが、何かご存知ではないですか?」というようなあからさまな聞き込みを行うなどの行為はNGです。
調査内容によってはそこからあらぬウワサが立ってしまい、名誉毀損につながることもあるかもしれないからです。
また、張り込みなどの際には近隣住民などに迷惑をかけないよう、配慮しなければなりません。
■犯罪や差別に加担する調査
探偵に寄せられる依頼の中には、犯罪や差別に繋がり得るものもあります。
例えば、
・別れた妻の居場所を調べてほしい
・婚約者が部落出身者か調べてほしい
など
前者は、依頼者がDV加害者やストーカーである可能性を疑う必要があります。
後者は、調査依頼を受けること自体が、部落出身者に対する差別を助長することになります。
このように、調査結果が犯罪や差別に利用される可能性がある依頼は、探偵は受けてはいけないことになっています。
■その他禁止されていること
他にも、探偵が行なってはいけない事があります。
・自分の名義で他者に探偵業を営ませること(名義貸し)
・業務上知った関係者の情報を外部に漏らすこと(守秘義務違反)
・契約書の交付や重要事項説明を行わず業務を行うことなど
など。
探偵への依頼を検討している方は、
ここでご紹介した禁止行為に該当するものを行っている探偵事務所には依頼しないように、十分気をつけてください。
このコラムの執筆専門家

- 継野 勇一
- (東京都 / 探偵・防犯アドバイザー)
- Akai探偵事務所
浮気調査・防犯の専門家として経験を活かし最適な解決策をご提案
全国展開の探偵事務所の代表として、幾多の調査業務、防犯対策の経験・知識を元に、あらゆる問題のご相談、解決に向けたご提案を行っています。浮気調査・盗聴盗撮発見業務を得意とし、夫婦問題(離婚相談、夫婦修復)のカウンセリングなどに対応しています。
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