新築注文住宅において、リビングの位置と採光に拘るクライアントが大半で、狭小地に建てる場合は設置階数や方角がポイントになります。
建ぺい率(敷地に対して建物の水平投影面積)が沢山とれる土地なら、敷地境界近くまで壁を設け、中庭方式で採光を得ることで近隣の建物からの影響を受けないのですが、それ以外の場合、「天窓」からの採光方式が増加してくると感じます。
今まで天窓方式が敬遠されてきた理由に、雨仕舞が難しく雨漏りの原因になりやすかったことと、真夏日の太陽光遮断が難しかったことなどが挙げられます。
最近では雨仕舞も良く、断熱性や開閉性に優れた商品がサッシメーカー以外からも出始めています。
屋根も日本瓦からガルバ系が増えたことにより、納まりも良くなりました。
積雪のある地域は耐圧荷重計算が必要になりますが、部屋の上部から光が差し込む感覚は、これから当たり前になると感じます。
このコラムの執筆専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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