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植森 宏昌
植森 宏昌
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閲覧数順 2021年09月21日更新

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2021年8月の住宅ローン金利と今後の見通し

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 まず変動金利ですが、これは据え置きとなりました。7月16日に日銀で開かれた、金融政策決定会合でも原則的な金融政策は据え置かれたため、現在は金利を引き上げる環境にはありません。

 日銀は、2%の物価上昇率を達成するまでは基本的に「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を継続する考えですが、7月16日に公表した最新の政策委員の見通しでは物価上昇率が21年度は+0.3%~+0.6%、22年度は+0.8~+1.0%、23年度は+0.9~+1.1%となっており、2%の物価上昇率達成にはまだ時間がかかりそうです。

 次に長期固定金利です。8月の全期間固定金利は、三井住友銀行では前月比0.02%低下の年1.80%となっています。長期金利が多少低下したことが要因と考えられます。

 今後の見通しですが、変動金利はしばらく据え置きとして、長期固定金利の指標となる長期金利も横ばい推移しそうです。

 日本ではオリンピックが開催されているものの、世界的にはコロナ感染者が増加し、今後の景気回復に悪影響を及ぼすとの懸念が強まっています。

 これを受けて日本では長期金利は低下しやすいものの、高値警戒感からこれ以上の一方的な低下は難しく、しばらくは横ばい推移するとの見方が大勢となっています。なお、フラット35の金利は月初の第1営業日にあたる、2日正午に発表の予定です。


沼田 順(1級FP技能士、宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー)


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