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植森 宏昌
植森 宏昌
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閲覧数順 2021年09月26日更新

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2021年7月のソニー銀行金利と今後の見通し

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 銀行の中では数少ない、翌月の適用金利を今月に発表しているソニー銀行ですが、7月の基準金利は固定金利の数期間が下がりました。

 まず変動金利ですが、これは日銀が「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を継続していることや、日本の短期金融市場が安定しているため横ばいとなりました。変動金利の横ばいは、7月の他行の金利でも同様だと思います。

 なお、ソニー銀行は返済額を5年間一定としその一定の金額の範囲内で、元本、利息の定期的な見直しを行う「5年ルール」や、5年後に返済額を見直す際に前回返済額の125%を上限とする「125%ルール」の不採用により、適用利率が急激に上昇した局面においては返済額が大幅に増える可能性があります。

 ソニー銀行や新生銀行の変動金利を選択する際は、上記の仕組みの適用がないことをよく理解しておくことが必要です。

 一方の固定金利ですが、中心となる基準金利の固定10年は前月比横ばいの1.900%、20年超の最長期間の基準金利は前月比0.054%低下の2.562%となっています。(基準金利から適用金利が定まります)

 ソニー銀行の資金調達時期にあたる5月下旬から6月上旬にかけては、長期金利が低下したことが要因と考えられます。

 今後の見通しですが、変動金利は横ばいとして、長期固定金利の指標となる長期金利も、ほぼ横ばいの展開となりそうです。

 日本でのオリンピック開催がほぼ確実になり、現在は拡大された金融緩和がいつ引き締められ、正常化されるのかに投資家の関心が集まっています。

 ただし、この引き締めのタイミングは非常に難しく、今後は世界の主要な経済指標から引き締めのタイミングを伺う、神経質な展開が想定されます。

 日本においても、世界の動向に左右される展開となりそうですが、日本の長期金利は当面上昇する気配がないため、7月の他行の全期間固定金利もほぼ横ばいと考えています。

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沼田 順(1級FP技能士、宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー)


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