【モラルハラスメント対策】ゾウが逃げない理由 - 家事事件 - 専門家プロファイル

榎本 純子
神奈川県
行政書士

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対象:民事家事・生活トラブル

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閲覧数順 2017年10月21日更新

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【モラルハラスメント対策】ゾウが逃げない理由

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モラルハラスメント
【モラルハラスメント対策】協力者を見つけようで、モラルハラスメントの被害者と加害者は、どちらも大人なのに対等ではなく、児童虐待でおきるような心理状態になってしまっている、と書きました。

どうして大人なのに抵抗しないんだろう?
どうして逃げ出さないんだろう?

というのは、みなさん感じられることだと思います。

心理学的には、共依存の関係になっているなどと説明されていることもあります。

私は、もっと単純な理由ではないかと思っています。

以下、何かの本で読んで「うーん。」とうなってしまったお話。
何の本だったかは、随分昔に読んだので失念してしまいましたが。

タイに行くと、人に飼いならされたゾウがいます。
このゾウ達、本当に小さいクイに繋がれている。
ゾウの力を持ってすれば、簡単に抜けるはずのもの。

どうして逃げないのか。

これは、小さい子ゾウのときに、大きな、絶対抜けないクイにつないでいるから。
ゾウは、逃げ出そうと何回もチャレンジする。
でもその度に、がんばればがんばった分だけ、自分が痛い思いをする。

そして、いずれ逃げ出そうとする努力をやめてしまう。

こうなると、小さなクイにつないでも大丈夫。


児童虐待の場合、子どもは逃げ出そうにも、自分には生きていく力がないから逃げることができない。

モラルハラスメントの場合、双方大人なので、本当は逃げ出す力はあるはず。

だけど、抵抗したり逃げ出そうとしたりする度に痛めつけられ、逃げ出す努力を放棄してしまった、いわば「小さなクイにつながれたゾウ」の状態。

それに、早く、気付いて欲しいと思います。