- 榎本 純子
- 神奈川県
- 行政書士
対象:民事家事・生活トラブル
- 榎本 純子
- (行政書士)
それは、現実よりも''真実''や''正しさ''に目を向けていること。
例えば。
これは本当にモラルハラスメントなんだろうか。
これが、真実。
そして。
あの人のいう事は、正しいんだろうか。それとも間違っているんだろうか。
私が感じることは、正しいことなんだろうか。それとも間違っているんだろうか。
これが、正しさ。
それは、無理もないことだと思います。
だって、現実で勝てないんだもの。
結婚生活を続けていくには、時には忍耐も必要です。
相手の悪いところではなく、良いところに目を向ける努力も。
でも、真実も正しさも、本当は何の力も持っていない。
真実や正しさは人や時代や風習によって変わってくるもの。
毎日毎日、有言または無言のうちに
「お前には価値がない」
「お前のすることは全て気に入らない」
と伝え続けられること。
そして、それを受けて、
あなた自身が「つらい」と感じること。
それが、現実です。
自分が「つらい」と感じている現実を受け入れること。
そこから、モラルハラスメントから抜け出す一歩が始まるのではないでしょうか。