天職・やりたいことの見つけ方　その２

こんにちは。

カウンセラーの中越です。



心理学の中には、

ちょっと面白い実験があります。



「男の子は、

自分に自信がある時の方が、

ナンパをするのか？」


こんな実験があるんです。



そしてこの実験の結果が、

やりたいこと探しにおいても、

大きなヒントになっています。



というわけで今回は、

「自信」の天職心理学です。




□自信がなくてもやってみる！！




「男の子は、

自分に自信がある時の方が、

ナンパをするのか？」



それを調べた実験があります。




この実験では実験者が、

男子学生を集めて、

偽の知能テストを受けさせます。




そして、

「成績の良いグループ」と

「成績の悪いグループ」を作ります。



この成績結果は全部デタラメ。



テストの成績結果を信じて、

自信がついているグループと、

自信をなくしているグループを、

一時的に作るためのデタラメです。



そしてそのあと彼らを、

若い女性がいるカフェに連れて行き、

実験者は一時姿を消します。




しかし、

この若い女性たちも、

実は実験の協力者。



この若い女性たちは、

カフェで実験者がいない間に、

男子学生がどれくらい声をかけてきたか？

また、どんなふうに声をかけてきたか？



それをしっかり覚えて、

後で実験者に報告するのです。



・・・なんか、

ロンブーの番組みたいな実験です。




で、実験の結果です。



やはり、偽の知能検査で、

良い成績で自信のついた学生は、

女性に声をかける率が高い。



でも、成績が悪いといわれて、

自分に自信をなくした学生は、

あまり女性に声をかけませんでした。




つまり、僕たちは、

自分に自信があるときは、

異性に対して積極的になれる。


でも、自信がないときは、

異性に対し積極的になれない。




この実験からは、

そんなことがわかります。




でも、これって、

ちょっともったいない。




だって、カフェにいる女性に、

自信がないからといって、

ずっと声をかけないでいては、

出会いのチャンスは永遠に来ない。



そうすると、

「やっぱり自分はイケてないんだ…」と、

余計に自信をなくしてしまいますよね。



逆に、テストの結果が悪くても、

女の子に声をかけて成功すれば、

「オレって意外とイケてるのかも…？」、

ちょっと自信が回復するかもしれません。




自信がないから何も行動しない。

すると悪い結果しか起きないので、

さら自信をなくす悪循環。


これって、

すごく残念ですよね。



自信がない時でも、

思い切って行動した方が、

結果的には得だと思います。





さて、これと同じことって、

天職探しにも言えると思います。



自分に自信のある時は、

やりたいことを考えたり、

天職に就くことを考えられる。




「好きなことを仕事にしよう」、

そう思える時は、

自信がある時かもしれません。




でも、仕事が続かなかったり、

仕事がうまくいっていない時は、

僕たちはどうしても自信をなくす。



そういうときはなかなか、

好きなことを仕事にしよう、

やりたいことを仕事にしよう。


そんな天職を見つけるための、

行動を起こしにくいと思います。



でもね。



自信がないからといって、

なにも行動しないでいては、

どれだけ時間がたっても、

何も手に入れられません。



そうすると、


「やっぱり自分は、

何も手に入れられないんだ…」、


よけいに自信をなくしてしまいます。



それでは永遠に、

悪循環になってしまう。




自分に自信が持てない時。

そんなときこそ重い腰を上げて、

ちょっとだけ行動して欲しい。




趣味でもいい、遊び半分でいい。

楽しいと思えることだけでいい。

簡単な習い事でいいんです。



ちょっとだけ好きなこと、

ちょっと興味があることを、

思い切ってやってみませんか？



少なくとも、

何もしないよりずっとマシ。



そういったちょっとした行動が、

やりたいこと、天職探しの、

大きなきっかけになるんですよ。

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今回のポイント

★自信がない時こそ楽しむ行動を！！

★何もしなければ悪循環になる！！！

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天職・やりたいこと探し心理学