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- 大澤 眞知子
- Super World Club 代表
- カナダ留学・クリティカルシンキング専門家
Happy New Year, Students!!
長い長い間日本で直接教えた生徒のみなさん、そしてカナダに移住後は日本とカナダを直接結ぶカナダクラブで一緒に勉強している生徒のみなさん。
素敵な2020年になりそうですか。
昨年は色んなことが世界で起こりました。
ため息をつくような出来事もいっぱい。
特に、私の住むカナダの南にある横柄なアメリカという国では、相変わらず低能のトランプが民主主義を壊し続けています。
ニュースを聞くたびに吐き気がしそうです。
年明けには、またまた馬鹿なアメリカが大規模な戦争に突入しそうな嫌なニュースも入って来ました。
でもね。
世界はそれほど住みにくい嫌な場所でもなさそうですよ。
実は私たちの住む世界は１年ごとに良くなっているんですよ。
New York Times のコラムニスト Nicholas Kristofがこんな事を書いてます。
“This has been the best year ever.”
2019年は、20万年前現代人類が地球上に現れて以来の良い年になりました。
死んでしまう子供が一番少ない年でした。
地球上の大人の識字率が最高値となりました。
人間を苦しめるひどい病気も減りました。
世界で電気が使えるようになった人が毎日35万人づつ増えました。
水道が使えるようになった人が毎日20万人増えました。
インターネットが使えるようになった人は毎日65万人づつ増えました。
電気や水道のない生活を想像出来ますか？
ネットがなくスマホを使えない生活さえも想像するのが難しいのでは？
まだまだ世界には文明や科学から取り残された人達がたくさんいますね。
たくさんの命も助けられた2019年でした。
人類の歴史を振り返ると、ほぼ半分の命は子供の時に消えて行ったのを知っていますか？
つい最近1950年には、15歳になる前に子供の27%は死んでしまっていたのを知っていますか？
2019年には、それが4%にも減ったんですよ。 Yay!
「もしタイムマシーンがあれば、どの時代に戻りたいですか？」などの答えを考えたことはありますか？
実は。
どんな時代に戻ったとしても、過去の人類たちは、ほぼみんな貧困、飢え、飢饉に苦しんでいたのを知っていますか？
でも、でも！ トランプの作った2019年は？ 最悪〜〜〜〜！
ニュースは世界で起こった悪いことを中心に報道します。（ゴーンの逃亡劇など）
それに日々接する私達は、世の中では悪いことばかり起こっていると考えてしまいます。
ですから、世界は貧しく・危険になっていると信じてしまう人が多いですが。
事実は、人類は加速度がついて貧困から抜け出しているんですよ。
この40年の間に、一日＄2以下の超貧困から抜け出した人の割合が75%も減りました。
読み書きが出来る人の割合もこのグラフにあるように急激に上がりました。
それでも毎日苦しいですか？
自分の未来が見えませんか？
では、こんな言葉を。
“We are some of the first people in history who have found ways to make progress against these problems,” says Roser, the economist. “We have changed the world. How awesome is it to be alive at a time like this?”
「歴史上初めて、貧困・飢饉・飢え・酷い疾病から人類を救えているのが私達の時代です。 私達が世界を変えて来ています。 こんな時代に生きていることは素晴らしいと思いませんか？」
“Three things are true at the same time,” he added. “The world is much better, the world is awful, the world can be much better.”
「今の時代を生きる私達が知るべき3つの真実があります。」
「世界はず〜っと良くなりました。 同時に世界は惨憺たる状況です。 でも、私達の世界はもっともっと良くなるはず。」
Students,
自分が何をしたいのか、何が出来るのか、何が幸せなのか、迷ってしまったら「もっともっと良くなるはずの世界、そして仲間の人類を助けることから始めてみましょうよ。
2020年は、世界中の人類がお互いに助け合い、やさしさを分け合う年にしたいと思いませんか。
あなたも、あなたも、そして私ももちろん、まずは今日出会った人たちに、街角で見かけた人達に、そして未だに苦しんでいる世界の人達にやさしくすることから始めてみませんか？
きっとあなたにも出来ることはたくさんあるはず。
長い長い137億年という宇宙の歴史の中、ほんの一瞬でしかない現代を共有しているすべての人や動物や自然にやさしくすることから2020年を一緒に始めましょうよ。
Come Join Me, Students!!
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Podcast [カナダにいらっしゃい！]
このコラムの執筆専門家
- 大澤 眞知子
- （カナダ留学・クリティカルシンキング専門家）
- Super World Club 代表
カナダにいらっしゃい！
カナダ 在住。パンデミック後のNew Normal 留学をサポート。変わってしまった留学への強力な準備として UX English主催。[Essay Basics] [Critical Thinking] など。カナダから日本に向けての本格的オンライン留学準備レッスン・カナダクラブ運営。
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