- 上津原 章
- 上津原マネークリニック お客様相談室長
- 山口県
- ファイナンシャルプランナー
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0820-24-1240
対象:家計・ライフプラン
「量子論と脳科学ベースの引き寄せ理論」というブログを書かれている小森圭太さんによると、うまくいっている人は、「自分の良い部分を伸ばそう」とし、うまくいかない人は、「自分の出来ていない所を直そう」とするのだそうです。機械ならば「ダメな部分を見つけて直す」という方法がうまくいくのですが、人間の場合、意識していることは拡大し、現実化するという仕組みがあるので、ダメな部分に意識を向けると、ダメや不足を意識し続ける状態を現実化してしまうのだそうです。
私たちが「出来ないところ、不足しているところ」に
意識を向けがちになるのは、長年の学校教育に原因があります。学校のテストで100点を取るためには、「できないところをできるように」努力しなければならないからです。小森さんによると、この世界は相対するものがないと認識できないので、嫌い、不得意、悪い、醜い部分を無くそうとすると、その反対である好き、得意、良い、素晴らしい部分も消えて、普通の人になるそうです。
うちの長男は、
発達障害があり、小1の頃は間違えた問題を消しゴムで消すだけで大泣きして、勉強どころではないという時期がありました。短期記憶の能力が弱く、書いてある文字を見て、ノートに書こうとしても、書く前に忘れてしまい大変時間がかかります。やって欲しいことを言われても、すぐ忘れるので、何度注意されても、できないことはできるようにならなかったです。小学校の間、書くことを中心に支援を受け、少しずつできることが増えていきました。
支援の場でよく言われたことは、
「得意なことを伸ばして自己肯定感を高めることが一番大切」ということでした。
現在、子どもは「志望校に絶対通りたい。テストで100点取りたい」という気持ちがとても強くなり、自ら自分の苦手なことに積極的に取り組むようになりました。持ち前の過集中という特性を生かして、人が何年もかけて修得することを、驚くべきスピードで一気に追いつこうと努力しています。本人が自分の意志でやっているので、親は見守るだけです。
うちの子は叱られないと何もやらないと
思っている親御さんはいらっしゃいませんか?「得意を伸ばす」を意識されると、何かが変わりますよ。
このコラムの執筆専門家
- 上津原 章
- (山口県 / ファイナンシャルプランナー)
- 上津原マネークリニック お客様相談室長
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