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無人タクシー技術、無人バスなど自動運転機能の開発・実用化は、オープンイノベーションのやり方が必要

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経営戦略 アライアンスの事例と経営手法としての活用と課題

皆様、
こんにちは。
グローバルビジネスマッチングアドバイザー 山本 雅暁です。

最近、2020年の東京オリンピックを見据えての意見や考え方を含めて、自動運転車の開発・実用化の予想についてさまざまなことが言われています。

今までの業界関係者などの意見を聞くと、バスやタクシーなどの業務用途の自動車は、2020年以降に実現すると言われています。

イスラエルで活発化している自動運転機能の開発・実用化で、代表的な企業の一つであるモービルアイのCEOは、、2020年に無人タクシーが開発・実用化されると予想しています。

モービルアイは、イスラエル発のベンチャーであり、2017年に米インテルに巨額買収されました。

モービルアイのWebサイトには、「当社の現行商品は後付けできる衝突防止補助システムであり、車両のフロントガラスに取り付けたカメラが前方車両・歩行者・オートバイ・車線を検知。前方車間距離警報・歩行者衝突警報・車線逸脱警報など、衝突の危険が迫るとアイコン表示とビープ音による警報を発して、居眠り・ふらつき・過労・脇見運転等による交通事故を防ぐ。」と記載されています。

モービルアイの強みは、高度な運転支援システムや自動運転を実現するための、画像処理技術とエッジコンピューティングを含めた高度なアルゴリズムの開発・実用化能力にあります。

米インテルがモービルアイを買収したのは、当社の高度技術が自動運転車の開発・実用化に必要不可欠なものであり、インテル技術・製品との合わせ技で、将来性のある有望市場で勝ち組になるためです。

モービルアイのCEOが言うように、自動運転はカメラ、レーダー、センサーで得た情報をもとに、高度なアルゴリズム技術を駆使して、短時間内に安全性を担保しつつ最適な走行のやり方を編み出す総合的な技術の結晶になります。

米インテルは、モービルアイの高度なアルゴリズム技術が、自動運転車の開発・実用化に必須となるコアテクノロジーをもっていると判断したと考えます。

自動運転車市場は、非常に大きなものになります。将来、ほとんどの自動車が、自動運転車になる可能性があります。

この自動運転車の開発・実用化は、上記CEOが言っていますように、カメラ、レーダー、センサーなどのハードウエアと、エッジコンピューティングを含む高度なアルゴリズム技術の集大成になります。

つまり、どんな大企業でも、1社単独での自動運転車の開発・実用化は、実現不可能になります。

これが、米グーグルやインテルなどの関連企業が、巨額投資や買収を行いながら、自動運転車の開発・実用化に必要なコア技術やノウハウを獲得していく理由です。

自動運転車の開発・実用化は、上記買収を繰り返しても、1社単独での実現は不可能です。

この課題を解決するやり方が、オープンイノベーションの実行にあります。大手企業は、M&Aとオープンイノベーションを有効に活用して、自動運転車の開発・実用化を実現することが、解の一つになります。

国内ベンチャーや中小企業にも、自動運転車の開発・実用化に際して、自社の技術やノウハウが有効なものであれば、この巨大市場に参入できる機会があります。

たとえば、エッジコンピューティング技術を含めた国内AIベンチャーの有力企業である、PFN(株式会社Preferred Networks)は、トヨタやファナックなどの大手企業とのオープンイノベーションのやり方で事業展開しています。

トヨタやファナックなどは、PFNに出資していますが、買収ではなく、イコールパートナーシップで、連携・協業(アライアンス)を実行しています。

自動運転車の開発・実用化は、ハードウエアとアルゴリズム技術を含むソフトウエアお高度な技術融合を短期間に行わないと、世界市場で勝ち組になれません。

自動運転車の開発・実用化に関係する国内企業は、自社の強みを最大化しつつ、M&Aとオープンイノベーションを有効に活用して、柔軟な対応を行える姿勢が重要であり、必要になります。

よろしくお願いいたします。

グローバルビジネスマッチングアドバイザー GBM&A 山本 雅暁

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