- 小澤 康宏
- 東京都
- 経営コンサルタント
対象:新規事業・事業拡大
- 下村 豊
- (経営コンサルタント)
今回から人事に関する課題「職務設計」について、考えてみたいと思います。経営者は、「職務設計」という機能に着目することは、大事なことです。この機能は、企業改革を推進する上で必要不可欠であり、内部だけの取組みでは難しいため、外部の専門家の活用をお勧めします。特に、外部の専門家を活用することで、客観的な視点や判断を担保できるからです。
しかも、大事なことは企業改革を推進する組織を構築することです。経営者だけで機能する訳ではありません。そして、創造する職務が重要です。従来の職務の延長線上には、はっきり言って企業改革できる組織は存在しない場合が多いといえます。早期に、専門家を導入し成果に繋げる方が、費用対効果も期待できます。
そこで、将来を創造する職務について考えていきます。まず、遂行する組織は、経営者を頂点としたピラミッド組織が一般的です。社長、専務、常務、取締役、各部門長、課長、担当者などが組織構成員です。多くの企業で、担当者の職務に着目します。
しかし、担当者には、方針や戦略もなく、具体的な改革プランを持ち得ないのが一般的です。これでは、成果に繋がる訳はありません。まずは、上位者の職務が優先されるべきことは明白です。これこそが、職務いおいて基本的な考え方です。次回以降、考えていきます。
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