一つは、弊社千葉に所有の物件の退去店舗の室外機が盗まれた事です。区分の店舗物件なので退去後そのうち賃貸が決まるだろうから退去者には業務用エアコンを置いて行ってもらう事にしました。ところが、その数週間後に賃貸付を依頼している不動産業者から電話がありまして、室外機だけパイプから先バッサリやられているとの事です。(警察を呼びました。近頃多いそうです。投資用不動産お持ちの方気をつけてください。業務用は100万位しますので…)
そう云えばと思い返して火災保険のあいおい損保に確認すると火災保険には入っているが「補償内容は、火災・落雷・破裂・爆発・風災・ひょう災・雪災に限られております。」との返事に参りました。これは来期の特損で経費を落とすしかないな…となりました。
更に数日後今度は個人所有の違う物件の管理会社からメールと電話が来ました。「漏水が発生しました。緊急で工事屋に入ってもらっています。」季節はずれの台風のせいかなと思いながらも、屋上防水は確か完璧だったはずだが…と思いなおし確認すると、どうやら上階のキッチン周りからの漏水だったそうです。
これには参りました。ダブルパンチです。
もう一方の火災保険を確認するとこちらは水災もカバーされています。OKです。これで気が楽になりました。とことん追及して工事してもらいましょう。
弊社で投資用不動産を購入頂いている方には必ず火災保険の提案をしております。なぜならこういう事が意外と頻繁に起こるからです。毎年の払いは物件規模が大きいと2,30万になりますが一旦事故が起こるとその10倍程度費用が掛かります。不動産投資と火災保険は切っても切れないペアのアイテムです。http://www.minato-am.com/
そしてできるだけ幅広く保険を掛けておきましょう。「水災」は必須の項目です。それと完璧にするなら盗難等もカバーされている「総合保険」というのが良いようです。年間数千円の違いで大きなロスというのがあるものです。私も特約の追加を依頼したのは当然の事です。
このコラムの執筆専門家
- 向井 啓和
- (東京都 / 不動産業)
- みなとアセットマネジメント株式会社
みなとアセットマネジメントの向井啓和 不動産投資のプロ
東京圏の資産価値が下がりにくい高収益物件の一棟買いなら弊社にお任せください。資金計画から損害保険まで一貫した不動産投資アドバイスを行います。また、金融機関出身の向井啓和の経験を活かし銀行からの投資用ローン融資提供します。フルローン相談
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