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閲覧数順 2017年11月21日更新

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視覚探偵日暮旅人5 見えないものを見る能力 無意識の力

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恋愛心理 自己受容

主人公日暮旅人は、人の感情の在りようが植物のような形として視覚的に見ることができるという特殊能力の持ち主です。
どうやらその能力は、彼が小さいときに誘拐され、違法ドラッグの人体実験で摂取させられた時に、脳に影響が及び、その副作用として備わった物のようです。

一応リアリティのある設定になっています。生まれつきの才能ではないのです。

普通は人の感情を視覚として視る事ができるなんてあり得ない話です。


と、思いきや、実はそうとも言い切れない事例が実際にあるようです。
海外での事例です。


アフリカ系男性Aさん(50代)は医師として働いていましたが、ある日脳梗塞を起こし、意識不明になって病院に担ぎ込まれました。
幸い命は取り留めましたが、脳に重大な後遺症が残ってしまいました。
脳の視覚野と呼ばれる部分が血液が通わず壊死してしまったのです。


つまり眼球や視覚神経など光学的な部位には問題ないのですが、眼球から見える映像の信号を受け取る脳が機能しなくなってしまい、目が見えない状態になってしまったのです。


当時、このような状態になる人の例があまり無かったので、そのような状態で一体どのようなことが起こるのか、医学会では様々な実験をされることになりました。
もちろん、本人のAさんの同意を得てです。

その実験の一つに、目が見えない状態であるAさんに2枚の「人の顔の写真」を見せて、そのうち怒った表情をしている人の写真を当ててもらうと言うものでした。

一般的な健常者に目隠しなどして同じ実験をすると、それはただの勘で当てることになりますので、正解率は50%でした。
ところがAさんの正解率は80%もあったのです。


つまり、
同じ目が見えない状態であっても、眼球そのものが物を見ることが出来ない状態の人と、
眼球では物が見えているけれど、脳が損傷して信号が受け取れない人とでは根本的に違うようなのです。


意識的には見えていないと思えていても、物を見るのとは違う脳の部分で人の表情やその感情を見分けているようなのですね。

 

 

 



他の実験では、部屋のあちらこちらに物を乱雑に置いて、その中にAさんに立ってもらい、障害物を避けながら歩く事が出来るか?と言う実験がされました。


なんとAさんは何も見えないと言いながら、障害物を避けて歩く事が出来たそうです。
視覚的には物が見えない状態でありながら、ちゃんと障害物などを感知しているのですね。
医学用語ではこのような状態を「盲視」と呼ぶそうです。

 

 

 



少し話が逸れますが、コウモリは飛んでいる時に、目で視覚的に食物や障害物などを見ているのではないことは皆さんもご存じかと思います。


超音波を飛ばして、跳ね返ってくる音波を感知してどこにどんな物が目の前にあるか感知しているのですね。


子供のころはそれを知って、コウモリってすげぇと感動したものです。


人間にはそんな能力はありません。
と、最近までは思っていました。
が!それが出来る人間がいるのだそうです。

しかも特別な訓練は必要の様ですが、訓練次第では誰でも出来るのだそうです。
1年前くらいのテレビで紹介されていました。
びっくり人間登場!みたいなバラエティ番組ではありません。
ちゃんとした科学報道番組です。


詳しい名前などは忘れてしまいましたが、その人は白人外国男性で、光学系の視覚障害があるため盲人として生活しています。


まず自分の舌を下あごに打ちつけてクラック音と呼ばれる「タン!タン!」と言う独特の音を出します。

その音の反響音のわずかな違いを聞き分けて、自分が向かおうとしている前方の障害物の状態を判断するのだそうです。


このやり方は「エコーロケーション」と呼ばれ、その男性は色々な場所で盲人として暮らしている人にこの「エコーロケーション」のやり方を教えるトレーナーの仕事をしているそうです。
テレビでは、日本人の盲人の女の子にトレーニングを施していました。
トレーニングの結果、例えば廊下に並んでいるドアの、どのドアが開いているかなどわかるようになりました。

ほんと、人間の潜在能力とはすごいものです。

 





またまた少し話が変わりますが、

人の脳には通常の

「物を識別する為の脳の部位」

とは別に、

人の顔だけを見分ける事に特化した特別な

「人の顔を識別する為の脳の部位」

があるそうです。


そうした脳の部位が発達しているおかげで、周りの景色とまぎれていても、人の顔を発見出来て、人がいる事がわかるのです。
逆に何でもない天井のシミや石ころが人の顔に見えてしまう事もあるわけなのですが。


人類がその進化の中で生き残るために、人の顔を判別して敵か味方かを瞬時に見分けられないと、それは自分の死に直結するものだから、特にそのような脳が発達したのだろうと言われています。


日本人なら同じ日本人のちょっとした顔の違いなどわかるものですが、見慣れない外人の顔ですと、パッと見誰が誰だかすぐに見分ける事が出来なかったりしますよね。


ちなみにうちの奥さんなどはこの脳がとても発達しているのではないかと驚く事があります。


外国のドラマなど観ていて、突然

「あっこの俳優さん、前に見たあの映画の貴族役で出ていた人と同じだ!」

なんて事を出だします。
私にはわかりません。

「ほんとに~?」と思い、ネットで調べてみます。
すると確かにドラマの俳優さんと映画の俳優さんは同一人物です。


ドラマと、映画とは制作年数から言うと10年くらい隔たりがあったりします。
年齢、太り具合、髪の毛の量や髪形、衣装、メイク、役柄の違いからの雰囲気など、そうとう変化があるのを見逃さないのはすごいと思います。


事務の仕事をしているよりもFBIにでも入った方が、余程才能が活かせるのではないかしらと思います。
ドラマから得た鑑識や推理の知識も相当ありそうだし、いつでも捜査官になれそうです(笑)。
私が浮気などしようものなら、すぐに見抜かれてしまうでしょう(^_^;)。

 

 

 



「みる」と言う概念を指す漢字はとても多くあります。
「見る」「診る」「観る」「視る」「看る」
ワープロで漢字変換しただけで5つ出てきました。

それぞれにもちろん意味合いの違いがあります。

 


日本では「虹は何色?」と聞かれたら、7色と答えるでしょう。


しかし南米あたりでは3色くらいしか識別出来ないそうです。
オレンジと赤は同じに見えているのです。

7色も見えていないのと同じ事になります。
同じ虹を見ているはずなのに、所が変わると「虹は3色」と言う概念で通っているのです。



日本では冬は雪が降る事があります。
雪の状態を示した言葉はどのくらいあるでしょう?

泡雪    あわゆき       泡のように溶けやすい雪
沫雪    あわゆき       泡雪の同義語
乾雪    かわきゆき
     かんせつ        水分が少なく さらさらとした雪
霧雪    きりゆき       霧のような細かい雪
凍雪    こおりゆき      凍化した雪
小米雪    こごめゆき   小さな米粒のような雪
粉雪    こなゆき          粉のようにさらさらとした雪
細雪    ささめゆき       細かい雪
粒雪    ざらめゆき       雪が粗大化して氷の粒となったもの
湿雪    しめりゆき 
           しっせつ          水分を含んだ湿った雪
驟雪    しゅうせつ       積雲、積乱雲から降る雪
玉雪    たまゆき         球状の雪
灰雪    はいゆき         灰のように舞いながら降る雪
花弁雪はなびらゆき   花びらのように雪片が大きな雪
べた雪    べたゆき     水分が多い雪
ぼた雪    ぼたゆき     牡丹雪を略したもの
牡丹雪   ぼたんゆき   雪片が大きい雪を牡丹の花にたとえたもの
水雪    みずゆき        水分がかなり多い雪
餅雪    もちゆき         水分を含んでいる雪
綿雪    わたゆき        雪片が綿のように大きい雪

結構ありますね。


でも南極のエスキモーの言語では雪の種類は何百とあり、それぞれに名前が付いているそうです。
日本では日本海側や山間部、東北・北海道以外であまり雪が降る事はありません。
降ったとして年間通していつも雪が降る地方もないことでしょう。
雪国と言えど、雪の種類は一年中雪が降る外国と比べると識別されていないようです。
エスキモーは、人の顔を識別する脳より、雪の状態を識別する脳が発達しているのかも知れませんね。
識別できるかどうかが命に関わる事だからなのでしょう。



今日のブログの最後に写真を一枚お見せしましょう。
私のプロフ写真を加工したものです。

③は普通の写真です。
④は眼の部分だけ上下反転させたものです。
①は③の普通の写真を上下反転させたものです。
②は、目の部分を上下反転したものを、更に全体を上下反転させたものです。

見て頂ければ一目瞭然だと思いますが、③と④では相当違和感がありますね。
ところが①と②ではパッと見それほどおかしいと感じません。

人は人が逆さまになっている時の人の顔を見る機会はあまりありません。
ですから、人面識別脳と言えども、人が逆さ釣りになっている時の顔の細かい違いまで識別できるようには作られていないのですね。

参考文献

「しらずしらず」
あなたの9割を支配する「無意識」を科学する
レナード・ムロディナウ 著/水谷 淳 訳
ダイヤモンド社

 



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