- 小澤 康宏
- 東京都
- 経営コンサルタント
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
専門家を上手く活用するには、「単発の研修を避ける」です。社員の能力向上のために、社員研修を実施することは、大変素晴らしいことで大賛成です。しかも、社外の専門家を活用することは、井の中の蛙とならないためにも、新しい知識や情報を得る上で、大切な取り組みです。
ところが、「取りあえずやってみる」や「年に1回、全社員向けにやろう」などは、ダメだとは言わないが、どの階層をターゲットにした研修なのか、その後のフォローはどうなのか、不明確なままではあまり意味はありません。
社員教育の全体計画の中で、順番に開催する場合や意図した内容の研修であれば、推奨こそすれ反対はありません。例えば、専門家を活用し、研修会を実施した後、意識及び行動の変化に繋がったかどうかを検証するなどです。
そもそも、単発の研修は、依頼人の自己満足に過ぎないことを理解すべきです。社員の職務内容を明確にして、階層別或いは個別の能力差に応じて実施するならば、このような単発の研修といった発想が出ることはありません。
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