- 小澤 康宏
- 東京都
- 経営コンサルタント
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
- 荒井 信雄
- (起業コンサルタント)
前回、専門家活用の失敗例をご紹介しました。今回から、専門家を上手く活用するにはどのような依頼をすればよいかお伝えします。初回は、「依頼の目的は明確に」です。
コンサルテーションは、製品や構築物のように形があるわけではありませんので、具体的な成果が見えにくいものです。
しかも、コンサルテーションは、つくれば或いは実施したら終わりではなく、運用という活動を経て成果が徐々に見えてくるのです。
そのために、専門家活用において、目的と手段が明確且つ連動した論理的な内容でなければなりません。依頼人が、容易に評価できる必要があります。
その評価により、成果が見えない場合や目的に沿っていない場合には、直ちに異議を申し立て、修正させることが重要です。仮に修正を拒むようであれば、専門家を変えるべきです。又、漠然とした企業の依頼に、容易且つ大丈夫との返事も怪しいと思うべきです。
依頼の目的が明確でないまま進むことは、目的とは的外れな内容で、手間と大金を使う羽目になるからです。
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