- 上津原 章
- 上津原マネークリニック お客様相談室長
- 山口県
- ファイナンシャルプランナー
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0820-24-1240
対象:家計・ライフプラン
ファイナンシャルプランナーの上津原です。
今日は、ボーナスカット時の家計管理についてお話します。
今から7年前、私がいた職場でもボーナスの大幅カットがありました。
その前には大幅な人員整理がありましたので、私が職場にいることが出来るだけでもありがたかったのですが、ボーナスの大幅なカットはかなりこたえました。
ボーナスだけでは生命保険の年払いの保険料が払えなくなってしまいました。とりあえずは今までの貯蓄で急場をしのぎました。妻からの協力も求めました。
この出来事での私の教訓は、ボーナスで年払い保険料を支払うのはよいが、ボーナスをあてにしなくてもよいように普段から準備するということです。このことは、住宅ローンのボーナス時返済にもいえます。
ボーナスを当てにしなくてもよい家計にするためにはどうするかというと、毎月の家計の中で天引きや引き去りの貯蓄をするのが確実な方法といえます。但し、ボーナスが出ないなどの問題に対処するためのお金を貯める場合は、保険商品や株式投資信託などといった長期運用に向いている商品は避けてください。苦しいときの最大の武器は、現金なのです。
貯蓄をするためには、家計管理の見直しも必要になることがあります。私自身、失業時に毎月の家計を25万円→17万円に大幅にカットしたことがあります。間食をやめたり、食材を安いものに変えたり、待機電力がかからないようにこまめにコンセントをぬいたり。ただ、急激な家計のリストラは3ヶ月しか続きませんでした。家計のリストラも、無理のない方法で長続きする方法で行うほうが結局はお金が残ります。
今回のボーナスが前年に比べて少なくなった方も少なくないでしょう。家計の支出を少なくしようと知恵を絞っておられると思います。家計のリストラを体験した身としてお話できることは、縮むことが出来る家計は、伸ばすことが出来る家計だということです。自由にお金が使える人になるために、今一度家計管理を見直してみませんか。
このコラムの執筆専門家
- 上津原 章
- (山口県 / ファイナンシャルプランナー)
- 上津原マネークリニック お客様相談室長
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