「生命保険で貯蓄や節税を考えるのは邪道である」と仰る保険屋さんがいました。
この保険屋さんの顧客は「法人」だけだそうですが…。
法人契約の生命保険こそ、「節税」を前提とした「貯蓄目的」の生命保険契約が主流なのでは?
では、個人契約の場合は、どうでしょうか?
個人契約の生命保険には、養老保険・個人年金保険・学資(子ども)保険など、
いわゆる「生死混合保険」とも称される、貯蓄目的の保険商品があります。
特に、個人年金保険や学資保険は「将来の生存」が前提ですから。
立派な貯蓄商品ですよね。
法人契約でも、個人契約でも、
「生命保険で貯蓄を考えるのは邪道」という指摘は妥当なのでしょうか?
そして、生命保険の節税とは…?
保険屋さんやFPは、保険に関する議論は、余りお得意では無いようですね…?
「私の言うことが正しい」と正論を押し付けているだけのような気がします。
法的なことは別にして、何が正しいか正しくないかではなく、
「お客様の今と将来にお役に立てるか否か」ではないでしょうか?
だから、「保険料を安くすれば良い」というのも、果たして正論なのでしょうか?
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このコラムの執筆専門家
- 大泉 稔
- (東京都 / 研究員)
- 「保険と金融」の相続総合研究所
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