6月30日英国株年初来高値 EU離脱決定6月のマーケット - 投資相談全般 - 専門家プロファイル

吉野 充巨
オフィスマイエフ・ピー 代表
東京都
ファイナンシャルプランナー

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閲覧数順 2017年10月23日更新

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6月30日英国株年初来高値 EU離脱決定6月のマーケット

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世界の株価概況

6月は下旬に英国のEU離脱の投票結果から、24日(金)に大きく下げています。翌週6月27日から回復への足取りが早く、多くの国で月末の30日にはかなり和らいでいます。月が替わった7月1日も続伸の株価指数が多く、今回の影響で痛手を被っているのは、南欧諸国と日本という構図になりました。

世界の株価を代表する指数のオールカントリー指数は激震の6月24日がありながらも小幅な-1.82%でした。主として先進国株価の指数MSCI World インデックスは-1.28%の下落ですが、エマージングマーケット指数は3.30%の上昇になりました。

地域を代表する各指数は、アジア・パシフィック指数は-0.33%の小幅な下落、欧州を代表する企業600社の指数STOXX600は-5.06%の下落で、大手企業への打撃が懸念されている数値になっています。中東・アフリカのブルムバーグGCC200指数は1.88%と上昇しています

米国の株価

米国の株価、ニューヨーク・ダウは0.80%の上昇、一方ナスダック総合指数は-2.13%の下落でした。世界の投資家のベンチマークS&P500はプラスの0.99%の上昇、NYSE総合指数は0.47%の上昇です。
シカゴのVIX(恐怖)指数は前週末の先月末14.19㌽から月末には15.63㌽の上昇でしました。

ヨーロッパの株価

欧州の株価は英国のEU離脱の決定により下落したのですが、その打撃はまちまちです。震源地英国のFTSE100は4.39%の上昇、域内1の大国ドイツのフランクフルトDAXは10,000㌽を割る、-5.68%の下落、域内3位のフランスのCAC40も-5.95%の下落です。スイスのSMIも-3.05%の下落、域内四位のイタリアのミラノのFTSE MIBは-10.14%と大きな下落、域内5位のスペインはマドリッドのIBEX35も-9.64%で、イギリスの隣国アイルランドのISEQ全株指数は-13.11%に達しています。

日本の株価

日本株は今月も最大の被害者となっています。日経225平均は-9.63%の続落、TOPIXも-9.71%の下落、ジャスダック指数も-4.00%の下落です。小型市場のマザーズ指数は二ケタの-11.81%の下落でした。東証リート指数は株式よりは小さいのですが-2.75%の下落です。

中國の株価

世界に開かれている香港市場の香港ハンセン指数は、小幅な-0.10%の下落、ハンセンH株(本土株)指数はほぼ横ばいの0.09%上昇しています。上海の総合指数も香港と同様。0.45%の上昇で2929.61㌽に上昇しました。下図はロンドンのFTSE指数と、ドイツフランクフルトを代表するDAX指数に連動するETF(ブルー)とフランスパリ市場のCAC40指数に連動するETF(紫色)の6月30日現在の年間騰落です。
異なり-1.07%の続落で、先週より30.81㌽下げた2854.29㌽に下がりました。

先進国株価指数騰落

多くの株価指数が下げています。上げているのは震源地の英国他少数です。

160630先進国株価月間騰落率

上昇した1位は、英国のFTSEで4.39%の上昇、2位はシンガポールのSTIで1.79%の上昇、3位はニューヨーク・ダウで0.80%の上昇でした。
下落した1位はアイルランドのISEQ全株指数で-13.11%、2位は日本のマザーズ指数で-11.81%の下落、3位はイタリアのミラノFTSE MIBで-10.14%です。
騰落1位同士の乖離は大きな17.5㌽になりました。

新興国およびフロンティア国株価指数騰落

6月の新興国、フロンティア国は多くの株価指数が上昇しています。

160630新興国及びフロンティア国株価月間騰落率

今月の上昇1位はアルゼンチンのメルバル指数で19.16%の上昇、2位はブラジルのボペスパ指数で6.30%の上昇、3位はナイジェリアの全株指数で5.91%の上昇です。
下落した1位はギリシャのアテネ総合指数の-16.21%の下落、2位はチェコのプラハPX指数で-8.60%下落、3位はエジプトのCASE30指数で-7.23%の下落でした。
騰落1位同士の乖離幅は大きな35.37㌽です。

主要長期国債利回り変化


今月は英国のEU離脱という将来に不透明な事態が発生したため、先進国の主要長期国債は利回りが低下(価格は上昇)しました。

160630主要長期国債利回り月間変化

欧州で信用に不安あるギリシャと、脆弱な経済のポルトガルの利回りは上昇しています。日本、ドイツ、フランス、スイスは大きな変化率でした。

主要商品先物価格および不動産・商品指数騰落

6月はWTIの1バレル50ドルの定着に期待しました。しかしながら、英国のEU離脱決定でも30日の価格を横ばいです。景気減速が懸念される中では、堅調に推移したと判断しています。

160630主要商品先物価格および不動産・商品指数月間騰落率

・6月のNY金先物価格は値上がりしました。東京も大幅な円高にも関わらず値上がりしています。NYの銀先物は16.34%の値上がりです。
・非鉄金属は今月から先物ではなく現物価格に変更しています。亜鉛とアルミが大きく値上がりしています。
金・銀・プラチナ(白金)とWTI原油先物に連動するETFが東京証券取引所に上場されています。
http://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/01-10.html

・穀物はトウモロコシが2ケタの上昇小麦も上げています。大豆は値下りしました。
・今月から不動産指数の騰落を報告しています。英国の不動産価格はEU離脱決定で、大きく下げています。シティーから金融機関、進出企業の撤退・移転が懸念されているためです。景気の不安定さが増したため、不動産価格の上昇は終わったようです。欧州のインデックスも下げています。
・CRB指数が4.56%の上昇、日経商品17種は低下しています。
東証には「S&P GSCI商品指数Ⓡエネルギー&メタル・キャップド・コンポーネント35/20 トータル・リターン指数」のETFが上場されています。

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文責
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オフィス マイ エフ・ピー 代表 吉野 充巨
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