【事例研究】 不正はなぜ起こる? - コンプライアンス研修 - 専門家プロファイル

中沢 努
パンセ・ソバージュ・アンド・カンパニー 代表
東京都
コンサルタント・研修講師・講演講師

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:顧客満足・コンプライアンス研修

中沢 努
中沢 努
(コンサルタント・研修講師・講演講師)
中沢 努
中沢 努
(コンサルタント・研修講師・講演講師)
中沢 努
中沢 努
(コンサルタント・研修講師・講演講師)
中沢 努
(コンサルタント・研修講師・講演講師)
中沢 努
(コンサルタント・研修講師・講演講師)

閲覧数順 2024年04月23日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

【事例研究】 不正はなぜ起こる?

- good

  1. 法人・ビジネス
  2. 顧客満足・コンプライアンス研修
  3. コンプライアンス研修
日常を哲学する

何よりも大切なこと

違反、不正、アクシデント、インシデント。
これらが実際に起こった企業の教育やコンサルティングをしていると思います。

特にファクトファインディングのため、現場へ入った後に。

  ・・・ なぜ不正が起こるのだろう?
  ・・・ みんな普通の人たちなのに。

クライアントに聞いてみます。
 「こうやって見ると、皆さんごく普通の人たちのように感じられます。」
 「どうしてこんなことが起こったのでしょう?」

すると、クライアントはこう言います。
 「そうなんです。皆、普通の人たちで、根が悪いというわけではないんです。」
 「どうしてこうなっちゃうのか、本当のところ分からない・・・というか、
  一般論以上の答えが見つからないんです。」

私は思います。
  ・・・ 分からない?
  ・・・ 一般論以上の答えが見つからない?
  ・・・ 違うのではないか?

そんな時、私はクライアントに問うてみます。
「なぜこうなったのか、本当に考えましたか?と。

それはこういうことです。
 ・・・考えるとは、半日でなく1日でもなく、わかるまで考え続ける こと。

すなわち、
   分からずイライラしたところで投げ出すのでなく、
   そんな自分に嫌気がさしながらも「どうしてだろう?」と問い続け、
   それが頭にこびりつき、
   仕事とプライベートの境などどうでもよくなり、
   さらに考え、
   それでも分からず、
   食欲がなくなり、
   吐き気がし、
   胃液しか出なくなり、
   髪を振り乱し
   顔つきが変わり
   それでも考え続ける
   でも分からない・・・
   そうなってはじめて 「分からない」 と言える。

そこまで考えて分からないと言っている人が、どれだけいるのか?

事例研究をするなら、毒にも薬にもならないようなつまらぬ他社や市販の事例に頼るのではなく、
自分の会社で起こった、現実の事例と深く向き合った方がよほどいい
 

研修や勉強会でやっているような「おままごと」は、本当の事例研究ではないのです。

(無断転載や無断複製禁止)
 中沢努  「人間としてのコンプライアンス原論」の内容をコラム用に書き換え

※ これは、弊社が行っている教育やコンサルティング で実際に使用しているものです。
(クリックで別サイトが開きます)


コンプライアンスコンサルティング/コンプライアンス研修/コンプライアンス講演、他
パンセ・ソバージュ・アンド・カンパニー( http://www.pensee.co.jp/ 、http://pensee-cmp.com/

このコラムに類似したコラム

コンプライアンス講義(ビデオ、映像) 中沢 努 - コンサルタント・研修講師・講演講師(2021/10/10 01:46)

(1分間) コンプライアンス動画 中沢 努 - コンサルタント・研修講師・講演講師(2021/10/10 01:37)

組織はなぜガバナンスに失敗するか? 中沢 努 - コンサルタント・研修講師・講演講師(2019/10/04 11:14)

違反未遂した部下の「後悔」 中沢 努 - コンサルタント・研修講師・講演講師(2019/10/03 10:04)

役員B氏はなぜコンプライアンス違反をしてしまったか? 中沢 努 - コンサルタント・研修講師・講演講師(2019/10/02 17:28)