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閲覧数順 2017年11月22日更新

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家族ノカタチ1 人との関わりを回避したくなる理由

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家族ノカタチ

平成28年TBS系新春日曜9時のドラマです。
とある高層マンションの上の階と下の階にたまたま住んでいる男女、二家族が次第にただの隣人以上の縁で結ばれていくホームドラマです。

主人公達は、みんな何かを避けて生きている人達の様に、訳ありの人生を抱えています。


主人公①永里大介39歳(演・香取慎吾さん)
わずらわしい他人と関係する事を避けている男
何事にも冷静で、非常にクールな性格。
わずらわしい人間関係を嫌い、現在も独身。恋人もいない。やっと念願のおしゃれなロフト付きの独身者用タワーマンションを購入し、「俺だけの城」を築く。
世界のビールとロードバイク(高級自転車)を愛し、週に6回ジムに通い身体を鍛え、夕食には炭水化物(お米)は食べず、ストイックで絵に書いたような都会的な生活を送る。
今時のおしゃれで便利な文房具メーカーで開発部門のリーダーとして働いている。


主人公②熊谷葉菜子32歳(演・上野樹里さん)
面倒くさい自分と向き合う事を避けている女
商社のコーヒー部門勤務。
仕事は出来るが自分にも他人にも厳しいタイプで、香取君の会社の文房具に対してもクレームのメールを送りつけるため、別名クレーマーハナコとあだ名されている。過去に結婚したものの1年で離婚している。
最近別れた元ダンナが、寄りを戻そうと、ストーカーのようにマンションの前で待ち伏せしていたりするようになる。香取君の上の階の住人で、たまに顔を合わせれば挨拶を交わす程度の関係だった。


そんな2人の「自分だけの城」にそれぞれの父親と母親が転がり込んできてドラマは始まります。


永里陽三70歳(演・西田敏行)焼津で漁師を営んでいた。
若い頃は頑固で他人を寄せ付けず、家族にも壁を作って生活をしていた。
そのため息子の香取君とは親子の結びつきがなく、疎まれている。

数年前妻を亡くし、人との交流の大切さを省みるようになり、現在は真逆のような社交的で自由奔放、世話好きな親父さんに変貌する。

ずっと疎遠でいた息子の香取君のマンションに、再婚した女性の息子と一緒に無理やり同居することになり、友人やマンションの住人である上野さんや、香取君の会社の同僚たちを勝手に部屋に上げてパーティーを開き、余計に香取君の神経を逆なでしてしまう。

熊谷律子60歳(演・風吹ジュンさん)上野さんのお母さん。
亭主の定年を期に夫婦で田舎暮らしを始めるが、娘に何の相談も無しに別居し、上野さんのマンションにピアノと一緒に転がり込んでくる。
娘想いのやさしいお母さん。
西田さんと気が合い、香取君の部屋にもちょくちょく顔を出しているうちに、香取君と上野さんも嫌々交流する羽目になって行く。


永里恵41歳(演・水野美紀さん)自分の可能性や幸せから逃げようとしてしまう女焼津のスナックで知り合った西田さんと再婚。
前のダンナは家庭内暴力があり、息子の浩太13歳(演・髙田彪我(ひょうが)さん。さくらしめじと言うフォークデュオを結成しているミュージシャンだそうです)のシングルマザーであった。

何かというと「私なんか、、、」と口にする自己評価が低い性格で、西田さんのプロポーズの時も「何でこんなバツイチで子持ちの私になんかプロポーズするの?ふざけているの?」と言って、西田さんに叱られる。
結婚早々なぜか失踪してしまい、高田君と西田さんだけが香取君のマンションに転がり込む。周囲からは「ひょっとして結婚詐欺?」と疑われてしまうが、実は念願の看護師学校の社会人入学試験を受ける決意をし、勉強に専念するために息子を西田さん一人に預けるも落ちてしまい、それを言えずに、自暴自棄になって逃げてしまっただけだった。

永里浩太自分と母親に暴力を振るうしかない父親。頼りにならない母親。うちで引き取ると言ってくれたにも関わらず、さっさと施設に送ろうとする親戚。

誰も信じることが出来ず、心を閉ざしてしまっていたが、本当の父親のように愛情を注いでくれる西田さんや、
迷惑そうな顔をしながらも「俺の弟だろ」と言ってくれた香取君たち、
何かと親身になって面倒を見てくれる風吹さん上野さんに囲まれ、
次第に安心感に包まれた素直な少年に成長して行く。

新しい学校でも友達を作ろうとしなかった。理由は住居を常に転々としていたため、友達が出来て仲良くなったらお別れするときに辛くなるから、と言うものでした。
わかるなぁその気持ち。

自だけの城に、長年遠ざかってきた親父と、良く分からない突然出来た義弟が、これまた突然侵入してきて、不本意に急に増えた家族達が、勝手に生活を始めたわけですからたまりません。
規則正しく行っていた生活のリズムは狂って生きます。

それでも最低限、関わらずに生活を続けて行こうと、相手の要求を無視しながら理性的に処理しようと努力します。

最初はそんなドタバタコメディー風な出だしで始まります。

ドラマの見所として、年頃の主人公・ヒーローとヒロインがいれば、大抵その二人が恋愛感情が芽生え、いかに結ばれていくかに視聴者は関心を持つことになると思います。しかし、このドラマでは、そんな気配は微塵もありません。

いやいや、きっと結ばれるんだろうなと期待して観ていても、最後までそんな恋愛がらみの展開があるようなドラマではないのではないかと思わせるストーリーであるところが斬新と言えば斬新。
深いといえば深い。
リアルと言えばリアルなドラマです。
なにしろ題名からして「家族」がテーマですから、恋愛ドラマとは違うのですね。


香取君が人とのコミュニケーションを避けたくなる気持ちは普通にわかります。

香取君の幼い時の父親は現役の漁師で、一人で海に出て、家に帰ってからも自分勝手に暮らし、ほとんど家庭を顧みなかったことが、香取君のお父さんへの恨みとなって語られています。

幸いお母さんは、そんなお父さんを愛し、香取君も充分な愛情を与えてもえたのだろうと想像できますが、
やはりお父さんとの確執がベースになって、大人になってからも人との距離を開けて、親密な関係になることを回避してしまう傾向が根付いてしまっているのだろうと思います。
香取君からすれば
「自分は人に依存しない。だから人からも依存されたり、わずらわしい想いをしたくない」
と言う気持ちが強いことでしょう。
孤独であることが一番気楽なのですね。

一見とても自律している大人の考え方のように思えます。

しかし、人との関わりが大切であると思えるようになった西田さんからすると
「そんなに他者を拒絶した生き方で良いのかい?」
と心配になるわけです。

こうした回避的な生き方の方は、カウンセラーからしても実はとても健康的であるとは思えないところがあるのです。

人に依存せず、自分だけで生きていくと言うのは立派なことです。

しかしこの場合、根源にあるのが

幼い時に、親に依存したくても出来なかった。その経験から人に甘える事をあきらめた。

依存したり頼ったり、甘えたりしたいと思っても、叶わなかったので、いつしか近寄りたいと言う気持ちも封印して、自分の素直な感情全般に渡って、それを感じなくなってしまった


そんな人の反応である可能性が高いからです。



分かりやすい言い方にすれば「自分の殻に閉じこもっている状態」かも知れないのです。

そうした場合、「寂しい」とか「好きだ」とか「腹が立つ」とか言う感情全般、あまり感じなくなっていることが多いのです。

子供の時にそうした感情を抱いても、誰もケアしてくれなかった場合、感じても辛いばかりになるので、切り離してしまうことで自分を守るしかなかったのです。


ドラマのナレーションとして香取君の心の声も聞くことが出来ますが、色々「めんどくさい」「やめてくれ」と文句は多いのですが、ほとんど感情的になることは無いようです。

でもなんだかんだ優しいのです。
文句を言いながら、嫌味を言いながら住まわせてあげているし、義弟の高田君の新しい学習ノートに名前を書いてあげたり、何かと気にかけてはあげているのです。

香取君は高田君の中に、自分が抱えている「孤独な自分」を見たのではないでしょうか?高田君がいなければ、もし親父さん一人だけだったら、強引に拒絶して一緒に住む展開にはならなかったかも知れません。


そんな中、不測の事態が起こります。最終回まであと3話と言う所で、やっと大きくドラマは動き出します。

それまでの話はほんの前振りにしか過ぎなかったのです。

やはり連続ドラマと言うのは、初回視聴率が何パーセントだの、2話目が低視聴率だのと言って、途中で観るのを止めてしまっては、本当に大切なところを見損なってしまうものです。

続く

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