- 伴場 吉之
- 株式会社コルピソス 所長(代表取締役)
- 東京都
- 建築家
対象:新築工事・施工
「練塀町に住み継ぐビル(ヴィラージュ ド クロシェ)」
この地はかつて、武家屋敷が多く、練塀が多かった町である。
時代が過ぎ、秋葉原駅の西側では電気街が有名になっていた。
駅の東のこの地は野菜市場や問屋が多く、働く人の街であった。
そこにTXの新駅が出来、再開発で街路は整備され、秋葉原の新しい人の流れが出来た。
その変化を受け、旧耐震で漏水も進み、問題の多かったRCの貸事務所ビルを建て直す計画を立てた。
新ビルは街並みに相応しい1、2階を店舗とし、上階を事務所と賃貸住宅とし、最上階に地元住民が住むビルとした。
地上面に近い、1、2階部を落ち着く濃い目の黒にし、基壇とした。
南面は特に、練塀をイメージ出来る瓦壁のタイルを黒漆喰で積み上げるデザインとした。
3階以上は明度の低いモノトーンの立方体を組み合わせ、市松模様とした。
シンプルモダンなキューブの積み重ねと市松、練塀と言った伝統的な要素も意識した。
社会や環境の変化に対応し、結果として、この地に生を受けた地元住民が、住み継げるビルとしたい。
2014.10.20
株式会社コルピソス一級建築士事務所 伴場吉之
(2015.3.25引き渡し予定)
20年後も競争力のある賃貸住宅
「賃貸住宅事業のコスト高はリスク」
多額の費用を掛け大手で造っても横並びの建物ならコストが掛った分、事業としたら失敗のリスクが増える。透明な競争でコストを抑えた分、差別化し20年後も競争力を維持する。コストとリスクを管理すれば、資産が子孫に受け継がれ、納税し結果、社会貢献も出来る。
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新築工事・施工の専門家への質問 - 専門家プロファイル
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<所長の足跡>
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建物ローン契約の際提出する工事請負契約書の件
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