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ブログアーカイブ(2014年2月)
(この記事は2014年2月のOfficial Blogよりご紹介しています)
「色カブリ」って言葉、ご存知ですね?
サングラスを通して見たように、特定の色が被っている状態。
意図的に奇抜な色に加工するのがハヤリなのだが、見る人に対してある種のインパクトを与えるのは確かだ。
その昔、カメラがデジタル化する過程でセピア色モードというのが流行った。「おっ”!」と思わせるパッと見の意外性を備えているのは間違いなく、それが悪いということではない。と初めにお断りしておく。
この画像はもともと、各種蛍光灯が混ざった難しい光源の下、色カブリが僅少となるようiPhoneカメラがさまざまな演算を行って適切なホワイトバランスでデータを作り出したキレイな色の写真。
そのデータを、後から色カブリを何重にも行い「安物のレンズの証」であるビネット(周辺減光)まで加えている。
更には、優秀なHDRで暗部を再現してくれているにも関わらず、その部分の階調を殺し、潰してコントラストを高めている。
見た目のインパクト・意外性で人目を引く、のは一つの手段だろう。
そして、この絵もいいじゃないか、という意見もあるだろう。
だが、そうした方法に頼らなくとも他にアピールする方法はいくらでもあるように思う。
わざわざ安物のレンズを使ったような絵や、階調が出ない性能の悪いセンサーしか備えていないいい加減なカメラで撮ったかのような絵にするのは、自分にとってはあり得ない世界だ。
(続きはOfficial Blogへ)
「色カブリ」って言葉ご存知ですね? http://and-em.com/blog/index.php?no=r2688
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