これからのフィットネス業界を創るのは誰? - 各種のヨガ・ピラティスレッスン - 専門家プロファイル

Style Reformer 小林俊夫
Style Reformer 『猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」』代表
東京都
ピラティスインストラクター

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対象:ヨガ・ピラティス

福島 多香恵
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(ピラティスインストラクター 社会福祉士)
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閲覧数順 2024年04月26日更新

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これからのフィットネス業界を創るのは誰?

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 こんにちわ


昨日はマイクロジムやパーソナルスタジオ開業の


今後の流れについて書かせて頂きましたが


他業界からの参入もやはり多いですよね



 その際、大きなお世話と言われれば


それまでなのですが(笑)


個人的に危惧していることがいくつかあります



 例えば、他業界のプレイヤーが


フィットネス業界に参入する場合の


ほとんどは



 施設運営や運動指導に関する


ソフト資源を持っていない為


外部から持ってくることになります



 その際、多いパターンとして


別の事業を経営する経営者の方が


高額ダイエット系のジムが


儲かっているのを見て



「あれなら、うちの会社でもいけそうだし


よし、うちも始めようか」みたいな感じで


始めていくことがほとんどでは?


 そして、自分が普段つけているトレーナーに


アドバイザーとかマネージャーなどの依頼をし


ソフト資源を補うといったことが


多く見受けられます



 トレーナーからすると


自分のお客様からお声かけ頂き



 しかも、新たな収入が発生する上に


アドバイザーやマネージャーなどの


肩書きもついてくる訳ですから


ほとんどの方は、全力で跳びつくことと思います



 それが悪いということではありませんし


チャンスがあれば、それを全力で掴み


経験を積むという事も大切です




 しかし、それと同時に


アドバイザーやマネージャーという立場や


組織のリーダーとしての責任を


理解していなければならないとも思います



 例えば


リーダーシップやマネジメントを理解し


スタジオやマイクロジムを経営出来るトレーナーが


この業界にどれだけいるのでしょうか?



 リーダーシップも


マネジメント力も無いトレーナーが


マネジャーやチーフトレーナーになり


スタッフを雇用し、そのスタッフを育成すれば



 そこで育ったスタッフの大半は


リーダーシップも、マネジメント力も


持ち合わせないトレーナーです


 その上


プレイヤー兼マネジャーとなると


日々のセッションや管理業務に追われ


外部に学びに行くのが疎かになることも・・・・・・



 そして


時流にのって


店舗経営が短期的に上手くいけば



2店舗目、3店舗目と増えていき


そこで育ったリーダーシップと


マネジメント力を持たないトレーナーが


今度は新たな店舗のマネジャーや


チーフトレーナーなどになり


人を育てていく訳ですから



 リーダーシップも、マネジメント力も


持ち合わせないトレーナーが


量産型のザクばりに量産される訳です




 しかし


ブームが過ぎ去ったり


競合店舗が増え


需要 < 供給 の関係になった時に


誰も立て直すことが出来ず


店舗は閉鎖


 本業が別にある親会社は


短期的に利益も出ているので


スタジオは閉店し


また新たに儲かるビジネスの種を探して


それでおしまいです



 正解も不正解もありませんし


自分の人生ですから


自由に生きれば良いと思います



 そして、それと同時に


「フィットネス業界」というのは


誰かが創る訳では無く



 「フィットネス」に携わる一人一人の


行動の集積によって創られるということを


認識することが大切であり



人に何かを教える


人を育てるということに対する責任を


今まで以上に1人1人が自覚をすることが


大切なのではないでしょうか?



 自分自身を含め


あなたが行った今日の言動1つ1つが


「トレーナー業界」、「フィットネス業界」を


創っている訳です



 そう考えると


ワクワクしてきますよね♪



 何を持って良いと定義をするかは難しいですが


皆でお天道様に胸を張れる様な言動を積み重ね


より良い業界を創っていきたいですね!



としお

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