女性がキャリアアップするためにMBA留学をするべき5つの理由。 - 社会人留学・MBA取得 - 専門家プロファイル

川尻 秀道
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東京都
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閲覧数順 2024年04月23日更新

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女性がキャリアアップするためにMBA留学をするべき5つの理由。

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女性の社会進出の比率を世界的に見ると、日本はまだまだ低いのが現状です。


女性は結婚や妊娠などで産休を余儀なくされること多いため、日本企業側にとって不都合であるのかもしれません。とは言っても、専門性の高い知識やビジネススキルを持っており、キャリアアップ志向の強い女性であれば、企業側としても積極的に女性を採用し、重要なポジションを任せる傾向になってきていると考えています。また、キャリアアップに更に磨きをかけて、企業に属さずフリーランスや、起業家として独立する女性も増えてきています。


自分のスキルを高め、キャリアアップを狙う女性のMBA留学も今後どんどん増えていくでしょう。今回は、キャリアアップを狙う女性のMBA留学について考えてみます。なぜ女性はキャリアアップするためにMBA留学をするべきなのか?

その理由をここで検証していきます。


◆女性がキャリアアップするためにMBA留学をするべき5つの理由。



●1.世界の女性の社会進出を見ることができる。


MBA留学をすると、女性の社会進出が日本は如何に遅れているか、を実感することができます。例えば私の場合、オーストラリアにMBA留学をしていたわけですが、普通に生活していてもオーストラリアでは女性マネージャーの数が日本よりも多いことを改めて実感しました。マネージャーの肩書きを持った女性の知り合いにも多かったですし、ビジネススクールでも現役女性マネージャーや、MBA以前はマネージャーをやっていたと言う人も多かったのです。


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日本で普通に生活していると、マネージャーはというポジションは男性が多く女性は少ない、と言うのが普通の感覚かもしれません。海外に出ることで、女性であっても多くの人がマネージャーになっているという現実を目のあたりにすることができます。


特にキャリアアップを目指すモチベーションの高い女性であれば、ビジネスの最前線で活躍する女性マネージャーになりたい、いや、なるべきである、と言う心意気も生まれてくるでしょう。そして、それを達成する手段として、MBA留学は最適な選択であるかもしれません。


実際に、私のビジネススクールの女性クラスメートでの多くはキャリアアップに成功しています。飲食系会社を立ち上げた女性、戦略系コンサルタント会社に転職した女性、IT会社のマネージャーに昇格した女性、投資銀行マネージャーの女性など、日本を含む世界各国でキャリアアップして活躍しています。


MBA留学をすることで、海外のさまざまな女性マネージャーと出会い、キャリアアップのために、自分のモチベーションを高めることができるのです。これは日本でOL生活を続けていては中々体験することができません。


●2.経営判断能力を養うことができる。

米国ビジネス雑誌フォーブスの記事によると、最近はロースクール(法律系大学院)に興味を持っている女性が増えているそうです。フォーブスの記事によれば、「ロースクールは、ビジネスにおいて如何にリスクを減らすか、を学ぶところである。一方、ビジネススクールは、リスクを背負うのを覚悟する上で、与えれられた部分的な情報から大きな判断をするスキルを身に付ける場所である。」としています。

これはキャリアアップを目指す女性にとって、とても重要なスキルであると言えます。日本で普通にOLをしていては中々身に付ける機会が無いと感じるのではないでしょうか。女性がMBA留学することで、このような経営判断能力を養い、女性マネージャーとしての基礎的な能力を身につけることができるのです。


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●3.ビジネスにおけるジェネラリストになることができる。

キャリアアップを目指す女性がマネージャーとして活躍するには、ビジネスのジェネラリストになる必要があります。ビジネスのジェネラリストとは、一つの能力に特化した専門知識を持っているのではなく、経営管理、人事、会計、財務管理、マーケティング、製造・生産オペレーション、など、あらゆる知識を身につけている人を言います。この中の一つの分野のみに特化していている場合は、プロフェッショナルでありジェネラリストとは異なります。


女性がキャリアアップをするには、このようなビジネスのあらゆる分野に精通した能力を持って必要があるのです。そしてMBA留学はそれを養うことができる場所であるのです。


●4.様々な国の、様々な業界人と触れ合うことができる。

キャリアアップを目指す女性のMBA留学の魅力の一つは、様々な国の、様々な業界の人たちと触れ合う機会があると言うことです。グローバルなビジネススクールであればあるほど、学生は世界各国から集まり、そして彼ら彼女らのバックグラウンドも様々です。

普段日本で生活していては到底出会うことがないような業界や国の人に出会うことができ、さらにビジネススクールで、彼ら彼女らとチームメートとして討論することができるのです。


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●5.性別に関係なく高給を獲得ことができる。

MBA留学をすれば、そのビジネススキルに応じて高い給料を受け取ることが可能になります。フォーブス誌の記事によれば、MBA取得後の給料は、MBA前に比べ35%から40%ほどアップ、そしてMBA取得後5年以内の給料は、MBA前に比べ55%から65%アップする、という統計が発表されています。また、MBAは他の学位に比べて、学生の満足度がダントツに高い(満足度94%)という数値も発表されています。

これは女性であろうと男性であろうと関係ありません。ビジネススキルに応じた給料を手にすることができるのです。


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◆まとめ


MBA留学は、日本で女性がOL生活をしていては経験できないような多くのチャンスを与えてくれます。MBA留学で自分のキャリアチェンジを狙うとともに、必要なスキルを身につけキャリアアップを目指すこともできるのです。

1.女性の社会品質を世界レベルで見ることができる。

2.経営判断能力を養うことができる。

3.ビジネスにおけるジェネラリストになることができる。

4.様々な国の、様々な業界人と触れ合うことができる。

5.性別に関係なく高給を獲得ことができる。


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