2015年6月19日(金)　株価指数・長期金利・商品先物価格週間騰落率

■6月第三週概況
今週も、ギリシャ債務解決策への話し合いが詰まらず、それにより米国株と欧州株の騰落が激しい週になっています。その影響で、日経225も騰落が激しい週でした。

下図は日経225(黄色)、ニューヨークダウ(ブルー)、NASDAQ総合(紫色)の年間推移です。
期間は2014年6月20日～2015年6月19日です。
NYダウとナスダック総合は週間で上昇、日経225は下げています。
年間では日経225は30%強まで下がり、NYダウは5%上昇レベルで横這い、ナスダック総合は15%ラインを超えてきました。



●6月3週のオールカントリー指数は0.19%続伸
今週の先進国株価指数MSCIワールドは続伸の0.27%上昇です。
新興国の株価指数MSCIエマージング指数は続落の－0.50%です。
地域では、アジア・太平洋指数は－0.72%の反落、ヨーロッパのSTOXX600も－0.97%の反落です。一方中東・アフリカのブルンバーグGCC200指数は0.03%の横ばいでした。

米国のSP500は続伸の0.76%上昇、シカゴのVIX(恐怖)指数は、先週末13.78から13.96
へ小幅な上昇でした。

●6月第三週の日本株は続落
先週に引き続き、大型株は続落し、日経225平均は－1.14%の下落、TOPIXも－1.24%の続落、ジャスダックは小幅に－0.24%下落しました。小型・新興株のマザーズは1.03%続伸しています。
東証リート指数は続落の－0.60%です。

■主要株価指数週間騰落率
●先進国株価指数アジアからヨーロッパが全域下げています。
上昇した株価指数は少なく、1位はナスダック総合の1.30%の上昇、2位は日本のマザーズで1.03%続伸、3位のアイルランドISEQ全株指数も0.98%の続伸でした。



下落した指数の1位は、デンマーク　コペンハーゲン指数で－2.69%の下落、2位はオーストリアのATXで－2.53%の下落、3位はポルトガルのPSI全株指数－2.38%です。

騰落1位同士の差は先週より小幅な3.83㌽でした。

●新興国・フロンティア国は上海、ギリシャが急落です。
今週の上昇株価指数は少なく、1位はインドムンバイのSENSEXで3.37%の上昇、2位はトロ子のイスタンブール100指数2.39%の上昇、3位はロシアのRTSIで1.74%の上昇です。



大きく下落した1位は、上海総合指数で－13.32%の急落、2位はギリシャの－11.25%下落です。3位はハンガリーのブタペスト証券取引指数で－1.87%でした。

騰落1位同士の差は先週とは異なり16.68㌽でした。

■10年国債利回り(長期金利)
今週の10年国債利回り先週に引き続き、日・米・英の利回りは低下(価格は上昇)しています。



■商品先物価格及び商品指数



●貴金属は金と銀が上昇しプラチナが下げています。
●非鉄金属3品は先週に続き下げています。
●3原油は景気動向の不透明さから続落しました。
●穀物は小麦が下がり、大豆が上げています。

文責
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独立系顧問料制アドバイザー(商品を販売しないアドバイスの専門家)
吉 野　充 巨

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プライマリー・プライベート・バンカー日本証券アナリスト協会認定
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R) 
一級ファイナンシャル・プランニング技能士
宅地建物取引主任者
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー
独立系顧問料制アドバイザーの紹介
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