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吉野 充巨
オフィスマイエフ・ピー 代表
東京都
ファイナンシャルプランナー

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閲覧数順 2024年04月26日更新

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myfundで確認、円安による仮の姿(リターン)と米ドルで見るリターンの姿

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資産運用の原則 資産配分(アセットアロケーション)

myfundレポートを毎月ホームページに掲載しています。そのコラムでは、円安は日本全体を貧乏にすると説明しています。
今回、私の資産運用の中で、myfundの基準価格がどのように変化してきたのかを紹介し、円安で株価が上昇しても、1個人投資家としての私にとって、世界の基準である米国ドルに換算すると極めて低いリターンになっていることをお伝えします。

150223myfund基準価格推移円と米ドル

下図は、myfundの基準価格を円とドルで表したものです。
円の基準価格を当日の三菱UFJリーサーチが算出しているレートの仲値で除して、ドルに換算しています。青いラインが円での推移で、2013年9月30日を起点とし、2015年1月31日の基準価格は12,742円と107.75㌦です。2013年9月30日の基準価格は10,673円と108.08㌦でしたので、円の基準価格は19.38%上昇していますが、ドルでは-0.30%ダウンしています。略2年間の成績ですので、年間では約9.25%のリターンを得たことに為りますが、ドル表示では-0.15%のマイナスリターンです。

myfundのアセットアロケーションは、20%近くを日本国債にも配分していますので、期待リターンは3.4%に置いていますので、9.25%は決して悪いとは言えないリターンですが、米ドルで評価すると利益は上がっていません。

では、資産残高はどのように変化したかというのが、下図になります。期間は2014年2月23日を起点とし、本年の2月20日までの騰落推移です。

150223myfund残高円貨・米ドルと米ドル基準価格

期間は過去1年で円での資産残高の騰落推移と、ドルでの基準価格の騰落推移、ドルでの資産残高の騰落推移を示しています。この癖ラフの良い処は、起点とした日からの上昇・下落の推移が分かり、年間の上昇率が分かることです。

一見して分かるのは円での資産残高(黄色)は、40%も上昇していますが、ドルでの資産残高(紫色)は略0%の上昇で米ドル表示の基準価格(ブルー)も3%程度しか上昇していません。

如何でしょう。皆様も一度ご自身の資産を米ドルで評価してみませんか。
アベノミクスは円安という為替操作により、成果が水膨れしています。本当の評価は、米ドルに置き換えたGDP、米ドルに置き換えた株価の騰落で測ることが出来ると考えます。


FP学会会員
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー
オフィス マイ エフ・ピー 代表 吉野 充巨
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【保有資格】
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP®
日本証券アナリスト協会認定 プライマリー プライベート・バンカー

『このコラムは、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。
投資による損益はすべて読者・ご相談者ご自身に帰属いたします。投資にあたりましては正規の目論見書、説明書等をご覧いただいたうえで、読者・相談者ご自身での最終的なご判断をお願いいたします。
本コラムは、信頼できると判断した情報に基づき筆者が作成していますが、その情報の正確性若しくは信頼性について保証するものではありません。』

文責
FP学会会員
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー
オフィス マイ エフ・ピー 代表 吉野 充巨

【保有資格】
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP®
宅地建物取引主任者 (東京)第188140号
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー&登録講師

独立系顧問料制アドバイザーとは
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とは言えませんが、一つの参考例として、お役に立てばと思います。

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