「せわぁない」といってもらえるあなたとは？

　こんにちは。山口県のファイナンシャルプランナー、上津原と申します。　

　大河ドラマ「花燃ゆ」がいよいよ始まりました。吉田松陰先生の妹、文（ふみ）が主人公になっている物語です。物語の要所でこんな山口弁が出てきます。

　「せわぁない」

　漢字では「世話は無い」と書きます。つまり、「私が世話をしなくてもあなたはできる」といった意味合いです。転じて、「大丈夫」「何とかなる」という意味になっています。

　具体的な使い方を「花燃ゆ」の中から見てみましょう。

久坂玄瑞が異国船を見たいと願って文と一緒に萩のとある海辺に行くのですが、見ることができません。帰る途中の神社で文は久坂玄瑞におみくじを引かせようとします。彼は、

「俺は今までおみくじで凶しか引いたことがない。」

といって渋るのですが、文が、

　「せわぁない。」

といって、無理やりおみくじを引かせます。すると大吉が出て、その後異国船を見ることができるのでした。 

文は、頑張っている人を応援したいと思ってあれこれ動き回ります。のちに結婚する久坂玄瑞もその一人です。頑張っているもののすぐに思ったとおりの結果が出るわけではありません。そんな時に、

　「せわぁない。」

といわれると、頑張っている人もその気になったりするのではないでしょうか。

　人生はチャレンジの連続。

　チャレンジには失敗もつきものです。たいていの方は、「成功の反対は？」と聞かれたら「失敗」と答えるのですが、実は、「何もしないこと」ではないでしょうか。

　人生80年時代といわれて久しくなりました。同じ人生であれば、一人でも多くの方々に応援してもらえる挑戦的なものでありたいですね。

チャレンジも計画が大事。

　弊社のお客様は、毎年必ず行動計画表を作成し、定期的に振り返る面談を行っています。ご希望の方にはフォーマットを配布します。いつでもお声掛けください。