- 黒木 昭洋
- コーチ
- BCS認定プロフェッショナルビジネスコーチ
対象:コーチング
こんな記事を先日読みました。
日経新聞です。
その記事は
「永田町を揺るがす「政治とカネ」の問題に検察の捜査のメスが入った。国民の政治への信頼を取り戻すには、さまざまな疑惑の徹底的な解明が必要だ」
こうありました。
このことについて感じたことを書きます。
賛否両論あると思いますが、よろしければお付き合いください。
無くならない「政治とカネ」の問題
現在予算委員会が開かれています。
その予算審議の中で、前述した「政治とカネ」にかかわった閣僚の「任命責任」を厳しく追及することが、行われています。
予算委員会とは何か?
端的に言うと「国政に使う一年の予算を決める」委員会です。
そして予算案は「内閣」が提出します。
私も政治に詳しくないので、あくまで推測の範囲を出ないのですが、そういった委員会で閣僚の政治とカネの問題が槍玉に挙げられるのは、
「国民の血税を不正に利用するような閣僚がいる内閣が作った予算案など到底信用できない」
という文脈があるので、議論されるのでしょうか。
少なくともそんなところだと私は理解しています。
何が大事(大きな問題)で何が些事か?
私は政治に詳しくないので、わからない部分も多いのですが、報道を通じて前述した理解をしております。
マスコミからの報道では、「政治とカネ」ばかりがクローズアップされているせいもあると思うのですが、私には以下のように感じます。
・些事が大事(大きな問題)としてとらえれている
政治とカネの問題を「些事」というと語弊があると思いますが、今日本にはもっと大きな問題があるはずです。
消費増税の問題、いまだ進まぬ震災復興、新たな災害に対する備え、国防の問題など…。
数人の政治家の不手際をあげ、そこに時間を使う余裕など、今の国情を考えた普通のリーダーシップの取り方からするとあり得ないように思えるのですが…。
ですのでこういった閣僚など議員に政治とカネ等不手際があった場合には別テーブルで追及する場を設けられないでしょうか?
例えば政策と別のテーブルで追及する場を設けるなど…。
話がそれました。
これは政治家だけの問題ではなく、会社を経営する、組織を率いる上でも同じことだと思います。
組織にとっての些事を「大事」と取り間違い、優先順位をつけてしまうと、その組織にとって取り返しのつかないことになると思います。
政治とカネの問題、会社で言うと横領に近いことなので、なかなか難しい問題ですが、そんなことを感じました。
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