生命保険の掛け過ぎに早く気づくには?? - 保険の見直し - 専門家プロファイル

アネシスプランニング株式会社 代表取締役
東京都
お金と住まいの専門家
03-6202-7622
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:保険設計・保険見直し

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

生命保険の掛け過ぎに早く気づくには??

- good

  1. マネー
  2. 保険設計・保険見直し
  3. 保険の見直し

所得は増えない??

この15年の間、平均所得は増えていない。

概ね650万円程度だった平均年収は550万円に減っている。


こんな家計でも無理な保険料に悩まされている人は多いはずだ。


しかし、保険売りを主な仕事としているFPや保険会社のセールスには、所得が減ろうが関係のない話だ。

所得の多い少ないにかかわらず、その人にはその保険が必要だから勧めたと・・・


生保の営業はユーザーの不安をあおることでそのニード喚起をするもの。

「もし、ご主人に万が一のことが起きると、残された方々の・・・」

というように、将来、起こりうることに備える必要があると促す。


そのため、その万が一のために高額な保険金の保険を勧めてくる。

当然、保険料も高額になりがちだ。


高額の保険料の保険に入るのは昔のような時代であればよかった。

しかしながら、いっこうに所得は増えず、将来、減るということの可能性が高い。


そんな時代でも高額な保険を勧める。

最初は月に2,3万円の負担でも何とか払おうとするが、その先は難しいのが現状だ。


つまり、生保のセールスではその人の所得が下がるということは前提にしていない。


生命保険の保険料負担はいくらぐらいに??

例えば、いわゆる独立系のFPの方は「月々の生命保険料の支払いは、

手取りの3~5%くらいの間にとどめておくべき」と言っている。


つまり、手取り20万であれば5、6,000円から多くても1万円ぐらいということになる。

生保の保険料の総額は、この程度に抑えることを目安にしてはと思う。



ところが、以外に過度に生保や年金に加入している人も多い。

手取り25万円で月に2万円以上払っているなんてのもざらだ。


こうした人に聞くと、不安にあおられて保険加入をしている場合が多い。

何故かセールストークに釣られてしまう。


それには、ユーザー側の保険の知識が少ない点もある。

本来、今までの学校教育では金融の勉強はしていない。

そのため、基礎知識がなくセールスに盲従してしまう。


保険整理の勧め

月に生保や年金を2万円以上払っているようであれば、即見直しすべきだろう。

生保加入の行き詰まりが出てくると、個人年金を勧めてくる場合も多い。



これには訳がある。

数年前に税制の改正で個人年金の控除ができ、控除があるから年金はお勧めという感じだ。

生保が売れない場合には、こうしたトークで勧めてくる。


ただ、控除もその人の収入も関係するので、一概にメリットがあるとは言えない。


ある方の保険整理をして、いくつかの保険を解約することにしたが、解約の話をするとその営業がすぐに飛んできた。


なんで止めるのか?

今やめると勿体ない、

こっちの保険会社の保証では足りない、

など、引き留めるのに必死だ。


近い将来、給与が下がったり、子どもさんの教育費がかさんだり、住宅ローンの返済などがあると、

高額な保険料は家計を苦しめる。


また、病歴などが残るような事態になれば、保険の見直しもできないため、将来にわたって高額な保険料を

支払う羽目にもなる。


そうならないうちに保険の整理はしておく必要がありそうだ。


30、40代の住宅ローンの見直しと保険の見直し相談

詳しくはこちら

http://profile.ne.jp/pf/t-teraoka/s/s-3327/


★ お問い合わせはこちら ★

アネシスプランニング株式会社

電話:03-6202-7622

メール:info@anesisplan.co.jp

 |  コラム一覧 | 

カテゴリ このコラムの執筆専門家

(東京都 / お金と住まいの専門家)
アネシスプランニング株式会社 代表取締役

「納得」と「安心」の住まいづくりを中立的立場でサポートします

生涯に一度とも言える住宅建築や不動産購入の場では「失敗したらどうしよう」と不安に思う方が多いものです。お客様が「夢」を安心して実現できるよう、業界での30年以上の経験を活かし、「納得」と「安心」の住まいづくりを中立的立場でサポートいたします。

03-6202-7622
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

このコラムに類似したコラム

個人年金は本当にお得か?? 寺岡 孝 - お金と住まいの専門家(2014/10/16 13:00)

生命保険会社が販売する個人年金保険は本当にお得か?? 寺岡 孝 - お金と住まいの専門家(2014/09/08 01:40)

生命保険、更新タイプには要注意! 辻畑 憲男 - ファイナンシャルプランナー(2019/10/06 14:12)

生命保険に入るタイミングはあるのか? 上津原 章 - ファイナンシャルプランナー(2018/04/30 20:42)

いちばん得をする保険の知識セミナー (大阪・梅田) お知らせ 山下 幸子 - ファイナンシャルプランナー(2015/05/29 09:40)