- 土井 健司
- 土井経営研究所 代表
- ファイナンシャルプランナー
対象:お金と資産の運用
住宅資金、教育資金を始め家計の負担ガ最も大きい時代です。
この世代のポイントは
1、住宅
人生で最も大きな買い物です。綿密な資金計画を立てずに衝動買いするようなことは避けなければなりません。少ない自己資金で大きな住宅ローンを組み増すと後々家計の大きなリスクとなります。頭金と諸経費で物件の30以上は自己資金でまかなえるよう、自己資金を貯めておくことが重要です。
2、教育資金
子供が小さいうちにしっかり貯める事がポイントです。
子供が増えたら必要な支出も増え、子供の成長とともに進学などのライフイベントが目白押しとなり家計管理がますます重要になります。
今後のキャッシュフローのシミュレーションをして、問題チェックをしましょう。
3、万が一の死亡保障は重要な時期です。
子供が自立するまでの養育、教育費を準備し、遺された家族が経済的に困らないよう資金手当てしておくために、死亡保障中心の保証設計が必要です。
しかし、大きな死亡保障を備えないと不安になりがちですが、会社員の場合、公的年金から「遺族年金」、更に上乗せで「遺族厚生年金」が受け取れます。遺族年金がいつまで、いくら、受け取れるか試算した上で保証設計を行わないと、保証金額が必要以上に大きくなってしまうことが注意点です。
いずれにしても、この時期に、きちっとしたライフプランを作り、キャッシュフローから問題点を発掘し、早期に対策を打つことが重要です。