パワハラは上司が悪いのか、部下が悪いのか? - 毎日のつらさ - 専門家プロファイル

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茅野 分
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(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
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市原 真二郎
(カイロプラクター)

閲覧数順 2024年04月18日更新

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パワハラは上司が悪いのか、部下が悪いのか?

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メンタルヘルス

こんにちは。

産業カウンセラーの萌ちゃん先生です



上司に

「なんでも聞いて」

と言われたから聞きに行ったのに


「そんなの自分で考えて」

といわれてしまった部下。


いったいどちらが悪いのか?!


そもそも、

かみ合っていないことが

原因です。


「なんでも聞いて」


といった上司は、


自分で考えて、

自分なりに工夫してみて


それでも、

わからなかったら聞きに来て


という意味合いで使っている一方、


部下側は、


わからないことは

とりあえず、なんでもきいていい


とそのまま言葉通りを

受け止めてしまっているのです。


お互いの認識が違うのですから

すれ違って当たりまえ。





では、どうすればよいか。


上司は面倒でも


具体的、かつ詳細に

伝えることが必要です。


特に新人や

新しく部署に来た後輩にとっては


その部署で当たり前のことが

全く分からないのです。


「適当にやって」

と優しさのつもりで伝えても


見放されたと感じる場合も

あるのです。


え~!?

そこまで配慮しなきゃいけないの?



そうなんです。

気持ちはわかります。



でも、


言わなくてもそれくらいわかるでしょ?



という感覚は

まず通用しないと思ったほうが

間違いありません。



面倒でも

ちょっとしたプラスαが



コミュニケーションを

円滑にするのです。



そういう配慮ができる人こそ

できる上司!


人材管理マネジメントです。


もう一方で、


自分で考えられない

指示待ち


の部下にも問題があります。


社会性未成熟が

引き起こしている現象です。


社会に出たら


自分で責任を持って

動くことが


必要になってきます。


上手くやって当然

失敗すれば責任を問われる

頑張っても認めてもらえるとは限らない


仕事とは、

本来そういうものです。


頑張らないでできる仕事なんて

ないのです。


結論は、

どちらも悪いわけではないのだけれど、


双方の認識の修正と

成長が急務です。


上司は、


自分が思っているよりも

少しだけ多めに


具体的な情報を伝えましょう。


部下は、


上司が何を言わんとしているのか

勝手に解釈せずに


上司の意向や

自分に与えられたミッションを


その場で確認しましょう。


萌ちゃん先生でした



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(東京都 / 心理カウンセラー)
一般社団法人 日本メンタルアップ支援機構 代表理事

メンタルアップマネージャ認定機関

働く人が一番ストレスを感じるのは、人間関係であることが厚労省データからも明らかです。人間関係改善に必須のコミュニケーション、ストレスマネジメント、ハラスメントの生きたスキルが身につく、ワークショップ型研修をご提供します。

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