ありのまま - 毎日のつらさ - 専門家プロファイル

一般社団法人 日本メンタルアップ支援機構 代表理事
東京都
心理カウンセラー

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茅野 分
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(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
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市原 真二郎
(カイロプラクター)

閲覧数順 2024年04月25日更新

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ありのまま

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メンタルヘルス

こんにちは。

産業カウンセラーの萌ちゃん先生です


そもそも、カウンセリングって何?

相談?


よく聞かれる質問です。


言葉の意味で調べるといろいろ書かれていますが


一つには、

治療的なコミュニケーション


と呼ぶことができると思います。


治療的?

じゃ病気の人が受けるものなの?


いえいえ、そうではありません。


私たちは、日常性生活の中で


つらいこと、悲しいこと、苦しいこと

に出合ったとき


身近な家族や友達にその悩みを話し、

理解してもらうことで


気持ちを回復させていくという

ステップを踏むことができます。


これに治療的効果が含まれているからです。





しかし、社会全体が複雑になり、


核家族化が進み

一人世帯の数が増えている今、


日常レベルのコミュニケーションが不足し

そこだけで、処理していくのには


限界が出てきています。


また、個人主義がうたわれ、

SNSで簡単に人と繋がれるようになった分


個々の関係性の密度は薄くなっています。



そこで、専門家としてのカウンセラーが

必要となるのです。


本来の治療的コミュニケーションを

誰でも安心して受けられる


それがカウンセリングです。


その人のありのままを受け止め、


その人自身が


自分を見つめ

自分と向き合い

自分で考えて

自分で結論を出すのを


サポートし、

常に伴走者として寄り添います。


カウンセラーは、

常に誠実に相手と向き合い、


その人自身が

自分を客観的に見つめることができるような


鏡のような存在として関わります。


なので、カウンセリングは、


明快な解決方法の提示や

助言、指導は原則行いません。


人はそれぞれに感じ方や考え方、

価値観が異なるからです。


その人に最適なものは、

その人にしかわからないし


ましてや、

その人の人生を引き受けるわけではありません。


代わりに生きることもできないわけです。


その相手にこうした方がいい、

ああしたほうが良いと指示するのは


あまりにも無責任です。


逆に言うと、その人の人生に関わる

家族や親しい人たちはこれをすることがあります。


その責任も負っているのですから。


家族にカウンセリングができないというのも

こんなところからきています。


こうしてほしい

ああしてほしいという


感情や要望も出てきますからね。



本来の治療的コミュニケーションが


より一層、

【その人自身の気持ち】に


フォーカスされた安心・安全な関わり


それが、カウンセリングだと思っています。



萌ちゃん先生でした



Ⅱ1

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(東京都 / 心理カウンセラー)
一般社団法人 日本メンタルアップ支援機構 代表理事

メンタルアップマネージャ認定機関

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