梅雨の時期に入ると、リウマチ疾患をお持ちの方は気圧の変化により痛みが発症しやすくなります。
これは、低気圧によって体内の圧力が上がるとヒスタミンと言う物質が放出されるためで、ヒスタミンが外部からの刺激に反応し炎症を起こすようです。
疲労物質の蓄積が起こり痛みや倦怠感を感じやすくなるので、入浴で血行を良くする療法も確立されてます。
在宅で入浴する際は、ヒザなどの関節の痛みで浴槽内の立ち座りが困難になるので、浴槽の形状や手すり位置は重要なポイントになります。
外気圧に影響されにくい「高気密住宅」があれば、低気圧通過時も室内を正圧に保つことで、普段からの気圧との変化を少なくすることができると良いのですが。
室内を正圧に保つ手法は、クリーンルーム(精密機械製造室や手術室など)に使用されているので、呼吸器疾患を持つ方にも有効だと思います。
このコラムの執筆専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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