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福島 あや
福島 あや
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斉藤ヒカル
(潜在意識セラピスト)

閲覧数順 2017年02月27日更新

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アンダーザドーム その2 自信・主体性・責任を持って生きるとは?

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家族心理 父親と子供


前回に続き、ドラマ、アンダーザドームにおける、ビッグ・ジムとその息子ジュニアに関する親子関係のお話です。

その中で、親が権力的で、一方的な価値観を押し付けるような人だったら、
子供は責任を持って自分の人生を歩むことが難しくなる
という話を少ししました。

今回はその事を、もう少し掘り下げてみたいと思います。

「責任を持つ」というのは、物事を決める時に、自分の信じる判断をくだし、自分のしたことに対して、それを選択したことや、主体的にそれをした事を認め、その結果を「人のせい」にしないと言う事かなと思います。

逆に責任を持たないということは、自分のしたことの結果が失敗だったとわかった時、それでも間違いを認めようとしないか、間違いを人のせいにすることが多くなってしまいます。

なかなか自分の過ちを認めるというのは、出来そうで出来ないことです。

僕なんかも、仕事で失敗したときなど、「あの時、誰々さんがこうしたから、僕のせいではない」と考えてしまいがちです。その方が自尊心を保てるし、楽ですから。

親から「白いものでも、それは黒だ」と教えられていたら、
子供は「それは黒なんだ」と信じてしまいます。

それが「黒いものを、黒だ」と正確に言ってくれる親だったら、まだ良いでしょう。

でも「白いものを、それは黒だ」と教えられて育ったら、物の見方・価値観が偏って、間違ったまま信じ込んでしまいます。

そして子供が大きくなった時に、他人から「いやいや、これは白だよ」と言われたらどうなるでしょう?

「いやそれは絶対に黒だから!(親にそう言われて来たから)」と信じ続けるか?

「そうなのか!それは本当は白だったのか!」と考えを改めるか?

どちらを選ぶのかは自由なのですが、どちらを選ぶかによって、その後のその人の人生は大きく変わることになるでしょうね。

ただ、精神的に健全な家族であれば、親が「黒だ!」と言った時に、子供もある程度の年齢になっていれば、「いや、それは白なんじゃないかと、私は思うんだけど」と自分の意見を言えるようになります。

そして家族内で「白か?黒か?」話し合いがもたれるような展開になるでしょう。そんな中で、親も「お前の言う様に、これは白だね」と、子供が認めてもらえるような経験を重ねて行きます。
そうして子供も「自分の考えている事は、正しいんだ」と自信を付けていくわけです


子供の意見の方が間違っていることだってもちろんあるでしょうが、例え間違った意見であっても「話し合う」ことで、自分の方が間違っていたんだと、理解できるのではないか、少なくとも「自分の意見も、ちゃんと聞いてもらえるのだ」と自信につながるものだと思います。

ところが、親が自分だけが正しいと思っていて、支配的で、なおかつ厳しくて怖い人だったら、子供は自分の意見も言えず、
親の言う事に従って生きるしかない状況
になってしまいます。

子供は特に「理性的な判断」などより「本能的な欲求」で行動するものです。

大人は、急ぎの用事があれば、わき目も振らず目的地に急ぐものですが、子供は眼の前にチョウチョが飛んで来れば、見とれてグズグズしてしまったりします。

大抵の場合、「グズグズしてないで、早く来なさい!急いでいるんだから!」と怒られてしまうことでしょう。

この例の場合、理屈では「急ぐ時は、わき目を振らない」と言うのが正解なのでしょう。

大人としての正解は「黒だ」と言い切る事ができるものです。

ですが、子供の心情としては、「面白いものがあったら、眺めていたい」と言う感情的な想いがあるわけです。子供とってはグズグズするのが正解であり、それは「黒」の反対である「白」だと言えるでしょう。

感情や感覚的な要素が入ると、絶対的に正しい正解というのは、無いように思います。

でも「白じゃなくて、黒を選びなさい」と叱られてしまいますよね。それは仕方ないかと思います。何しろまだ小さな子供ですから。

でも、子供が大きくなってからでも、子供扱いして、何をしても否定的にしか評価されなかったら、子供にとっては大変辛い状況となるでしょう。

「白いものを、それは黒だ」と怒られて育てられたら、子供も内心では「私は、本当は白なんじゃないかな?と思うんだけど、黒だと言わないと叱られるし、本当はどっちなんだろう?もう考えるのはやめて、親が黒だって言っているんだから、きっと黒なんだろうなぁ」みたいな環境で、その人の価値観・判断基準ができあがっていきます。

すると胸を張って、自信を持って自分の意見を持つ事が難しくなってしまいます。

「僕は、白だと思う」

「私は、それは黒だと思う」

と自分の意見を持てなくなってしまいかねません。自分の考えが育っていませんから、ずっと自信が持てないままです。

つまり、自信を持って自分の考えや意見が持てないという状況は、責任を持って「自分はこうする」と決められないということになるわけです。

ある程度の年齢になれば、ちょっとしたことでも、自分で判断して自分で行動する事が求められて来るものです。しかも一瞬で判断しなければならない場合も多いでしょう。

その様な時に、自分では決められないような事が多いと、非常に世の中を生きて行くのが恐ろしくなってしまうものかと思います。あるいは「恐ろしい」というより、「嫌」になってしまうかも知れません。自分の気持ちを、いつもいつも否定されていたりしたら、無理もないことでしょう。


さて、話をアンダーザドームに戻します。



息子であるジュニアは、父親ビッグ・ジムの命令に、従順に従って生きてきました。

しかし、町がドームに覆われてしまうと言う非常事態に陥り、父親の命令で保安官助手になったのを機会に「みんなを助けるためにはどうすれば良いか?」「自分に出来る事は何なのか?」を真剣に考え出します。
その過程で、段々とビッグ・ジムの命令は「本当に正しいのか?」と疑問を持ち始めます。自分の考えを持つようになって行くわけです。自立への歩みを始めたのですね。

まだまだ危なっかしいジュニアですが、彼が今後、どの様に自立し、町の人々を助けて行くのか?そんな展開が楽しみです。

次回は、引き続き、「親への依存」について書いてみたいと思います。




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