- 松原 好克
- 日刊美容液新聞 編集長
- 岐阜県
- スキンケアカウンセラー/美容液研究家
スキンケアカウンセラーの松原です。
今日もお付き合い下さい。
健康な肌を守るには、最低1日6時間以上の睡眠が必要だということは、前回のコラムでおわかりいただけたと思いますが、6時間の睡眠が確保できるのであれば、どの時間帯に床についても良いのかという話になります。
肌の再生機能(細胞分裂)は、睡眠の質によっても左右され、最適なのは、夜0時頃に就寝して朝6時~7時に起床すること。
例えば、朝の5時に寝て昼12時に起床しても7時間は確保できますが、上記の睡眠よりは間違いなく質が悪くなります。
つまり、眠りが浅くなることが考えられるのです。
肌の再生機能(細胞分裂)は、毎日の睡眠の最初の3時間が重要なのですが、朝6時くらいになると外が明るくなってくるとともに、騒がしくなるため、"良質な眠り"が阻害されます。
さらに、寝る前の過ごし方も以外とあなどれません。
光や刺激を与えると、睡眠を促すメラトニンの分泌を抑えて体を目覚めた状態にする力が働くため、就寝直前に神経を刺激する、テレビ・携帯電話・パソコン・読書・アルコール・タバコ・コーヒーなどは控えた方が良いのです。
入浴が終わったら、なるべく早めに床に入るように心がけましょう。
なかなか寝付けない人は、香りで癒されるアロマを取り入れると良いです。
就寝前に飲むなら、カフェインを含まずビタミン類が豊富なハーブティー(ローズヒップ・カモミール・ペパーミントなど)がオススメ。
いろいろ試しても寝つきが悪い人は、慢性的な運動不足(デスクワークの人に多い)が原因の1つと考えられます。
元々の体質にもよりますが、脳だけが疲れて体は疲れていないというバランスの悪さが影響しているため、ウォーキングなどの全身運動を心がけましょう。
多忙で時間を取るのが難しいこともありますので、通勤で駅に行くまでや近くのコンビニに買い物に行くときはなるべく歩くようにする、などの工夫が必要です。
仕事上、どうしても深夜勤務を余儀なくされる人もおられますので、そうゆう人は、遮光カーテンや耳栓で光や雑音の侵入を妨げるような対策をすると、眠りの質も良くなると思います。
美肌を手に入れるためにエステなどにお金をかけることも大事ですが、良質な睡眠作りは、無料で使える最高の美肌化粧品だと言っても過言ではありません。
言い方を変えると、睡眠はそのくらい大きく肌に影響を与えるものだということを認識していただければ幸いです。
美しく歳を重ねたいと思われる人は、是非今後もこのコラムをご覧下さい。
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